【配属機関概要】

3）任地（ イシククリ州カラコル市プレジバルスク地区 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 6.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都から東に380kmの村落地区にある2部制の小中高一貫校である。生徒数は約370名、教員数は25名である。キルギスでは国語のキルギス語、公用語のロシア語で授業を行う学校があるが、同校はロシア語による授業を行う学校である。午前に5年生から11年生、午後に1年生から4年生までの授業が行われる。これまで、3名のJVが活動している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

これまで3名のJVが派遣されており、配属先のJVの活動に対する評価は高い。前任者は、主に低学年(1～4年生)の体育の授業を担当していた。また、高学年(5～11年生)の授業では、高齢の体育教師を補佐していた。配属先の体育授業では、冬季はスケート、他の季節は、サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、陸上競技を行っている。冬季は11月～3月と長く、グラウンドが使用できない期間は屋内ホールで体育を行うことになる。前任者は、放課後に日本語や英語のクラブ活動も実施していた。1年～4年生では先生は担任型で全ての授業を受け持っているが、体育指導の教育を受けていないため、放任型の授業しかできていない。そのため、日本の体育の授業を行って貰いたいと要望があり、今回の要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の職員と協力し、下記の活動を行う。
1.低学年の体育の授業を各クラスの担当教員と担当する。週に12コマ程度(1回45分)。
2.高学年の体育の授業では体育教師の授業のサポートを行う。
3.本人の特性を活かし放課後にクラブ活動を実施する。現在は、合唱、ダンスなどのクラブがあるが、得意なスポーツのクラブを立ち上げたり、日本文化を紹介する講座を実施することが期待されている。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

グラウンド、鉄棒等遊具、屋内ホール(体育館)、体操用マット、サッカー・バスケットボール、テニスラケット

4）配属先同僚及び活動対象者

学校長(女性、40代)
体育教師(男性、70代前半)
教員数 25名
生徒数 約370名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

村落部の学校での活動となるため、ホームステイをすることになる。