【配属機関概要】

3）任地（ ビシュケク市 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、専門的なスポーツ人材育成を目的として1995年に設立された。大学には3つのコースがあり、体育教師、スポーツトレーナー、軍人養成のコースとなっている。大学の卒業生の多くは、教育機関で体育教師となる。専門科目は、レスリング、陸上競技、体育競技、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ラグビーである。学生数は約1,500名、教員数約130名規模である。2000-2004年にかけてバレーボールの青年海外協力隊(JV)が2名派遣されていた。現在は2016年1次隊で二代目のラグビーJVが活動中である。年間予算は、約40万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先のバスケットボール・バレーボール学科は本大学の中でも人気が高く、学生数150名である。バスケットボールはビシュケク市内にある10校の大学が参加する国内の大会で優勝経験がある。2017年3月にはキルギス国内の社会人や学生が所属する10のクラブが参加する大会で優勝した。現在、バスケットボール専攻には5名の教員がおり、他学科の学生も参加する一般コースの学生400名に週4時間、バスケットボール専科の学生43名に週10時間、合計週14時間指導をしている。月曜日から金曜日までが、一般学生とバスケットボール専科の学生、土曜日はバスケットボール専科の学生への指導が行われている。教員の指導経験は3-5年であり、国際大会レベルに出場するための技術指導をするまでは至っていないため、意見交換をしながらより効果的な指導方法を確立するためJVが要請された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

ボランティアは以下の活動を行う。
1.同僚教員と共に、バスケットボール専攻の学生への技術、及びルール指導。
2.同僚教員と意見交換をしながら、授業、及びトレーニングのカリキュラム作成。
3.合宿時に教員と共同でトレーニングを行い、練習のサポートを行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

バスケットボールコート、バスケットボール、机、椅子

4）配属先同僚及び活動対象者

大学全体の教員数:130名
バスケットボール・バレーボール学科教員 男性8名、女性6名
(内、バスケットボール専属教員 男性3名、女性2名)
バスケットボール専攻学生数:43名
一般コース2-3年生の学生数:400名

【資格条件等】

[参考情報]：

　・バスケットボールの指導者資格があるとよい

【地域概況】

【特記事項】