2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74518A14)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
F201 観光
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育科学省 職業教育局

2)配属機関名(日本語)

第14番 職業訓練学校

3)任地( イシククリ州カラコル市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

キルギス国内には中卒者を対象とした初等職業訓練校が101校、高卒者を対象とした中等職業訓練校が139校あるが、配属先は初等職業訓練校のひとつで、1953年に設立された。ここでは電気、電子、服飾、料理、木工、自動車整備、金属加工、手工芸、山岳観光ガイドなど13コースを設置しており、就学期間は3年間である。また、この3年制以外にも社会人経験者を対象とした技能向上のための10カ月コースを開設している。教員数は54名、生徒数約500名。これまでドイツ国際協力公社が新コース開設のための実習室の整備、アジア開発銀行が寄宿舎・実習室の改修、教室や実習室の必要機材・備品の支援を行っている。。

【要請概要】

1)要請理由・背景

キルギスには農業、畜産、鉱業以外に目ぼしい産業はないが、国土の40%が3000m以上の山国であり、自然も手付かずであることから、観光産業の発展の可能性は高い。しかし、山岳地帯では登山道やトレッキングルート、宿泊施設が未整備であるばかりでなく、十分な経験・知識を持った山岳ガイドがいない現状がある。山岳ガイドの資格認定制度がなく、旅行会社が雇用するガイドは地理には詳しいものの、高山動植物などの自然の知識や、安全対策、非常時の応急対応、接客業としての認識も乏しい。配属先は公立の職業訓練学校では唯一、2007年より山岳ガイドの養成コースを開設しており、現在は1年生23名、2年生15名、3年生8名が在籍している。現在講師2名が山岳観光やエクスカーションに関する授業を実施しているが、彼らは登山経験と技術は持っているものの、観光業としての視点が乏しいため、JICAボランティアの支援を求めている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

山岳ガイドコースの授業は、毎月3週間の座学と1週間の野外実習からなる。
配属先の同僚講師と協力して、以下の活動を行う。
1.座学における同僚講師の授業の補佐
2.野外実習における講師の活動補佐、生徒への技術指導
3.コース内容の充実のための協力、アドバイス
4.日本における山岳観光、山岳ガイドの現状の紹介

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

テント、ザイル (寝袋と登山靴は自分で揃える)

4)配属先同僚及び活動対象者

講師2名、男性のみ
20代半ば経験6年(エクスカーション担当)
30代半ば経験20年(山岳観光担当)

5)活動使用言語

ロシア語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:CP2名が男性であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:生徒への指導が必要なため

[参考情報]:

 ・山岳観光や山岳ガイドについての知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】