要請番号(JL76317B12)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立障害者リハビリテーションセンター付属 義肢装具センター
3)任地( タシケント ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同センターは、国立障害者リハビリテーションセンターが100%出資し、2006年に設立された有限会社である。タシケント州内から装具の注文を受け、年間約2,000個の義肢、8,000個の義肢装具類を製作している。1987年に設立され、現在の場所には1999年にドイツから20万ドルの支援を受けて再設立され、ドイツ製機材を導入した。年間予算は3万ドルで、義肢装具士は助手7名が勤務する。これまでボランティアの配置はないが、障害者リハビリテーションセンターには3代にわたり理学療法士のJV(青年海外協力隊)が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターでは、現地の経済事情に合わせ、先進国の10分の1の価格で義肢装具を製作しており、結果的に出来上がる製品は質が悪く、利用者のニーズを満たすようなレベルには達していない。センターに設置される機材はドイツ製が主だが、故障のため使える機能も限られている。義肢装具士たちの中には、米国、イスラエルで研修を受けた者もいるが、限られた機材・素材で年間10,000個以上の義肢装具製作に取り組まねばならない現状にあり、そうした中でより良い製品、より良いサービスを提供するため、ボランティアの技術・経験に基づく協力を必要としている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 現地で入手可能な限られた素材を利用し、製品の質の向上を目指す。
2. 日本の技術・工夫を紹介し、同僚へ気付きを与える。
3. 作業場における効率化のため、実現可能な提案を行う。
4. 義手・義足でできるスポーツ等の活動を、日本での事例を交えて紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
切削ルーター、プラスチック加工機、縫製用具、その他簡易な工具類
4)配属先同僚及び活動対象者
義肢装具士3名(男性、20-40代、経験10-20年)
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:義肢装具製作の知識は必須
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:技術者への助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)