2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL76318A19)
募集終了

国名
ウズベキスタン
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

キプチャック村一次診療所

3)任地( タシケント州キブライ郡 ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

キプチャック村一次診療所は、キブライ郡に22ヶ所ある診療所のうちの一つである。1991年にファミリークリニックとして設立され、1999年から現在の診療所となった。診療所の診療時間は8時から20時で2交代制を導入している。対象村の人口は7500人、640世帯で1日の患者数は平均100人である。医師3名、看護師16名が勤務しており、看護師16名のうち6名が家庭訪問看護師である。一次診療所では、通常の診療の他、妊婦指導や小児予防接種を行っており、家庭訪問看護師による家庭訪問巡回指導が実施されている。2007年に無償資金協力で簡易医療器材が供与されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ウズベキスタン共和国では、全死因の約8割を非感染症疾患(いわゆる生活習慣病)等が占めており、その対策が急務となっている。2015年には、「健康的な栄養と非感染性疾患予防実行計画2015-2020」が制定され、政府もその取り組みを強化している。そのため、2017年秋頃からJICA技術協力プロジェクト「非感染性疾患予防対策プロジェクト」が実施されることになった。プロジェクトの対象地域はタシケント州ザンギオタ郡とナボイ州カルマナ郡であり、タシケント州キブライ郡は直接の対象地域郡ではないが、同診療所が青年海外協力隊(JV)の活動先として保健統計局から選定された。同診療所に生活習慣病で来院する患者はひと月に20人程度おり、糖尿病が一番多い。診療所では、JVの経験を活かした講習会等の活動を期待している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

診療所の看護師および家庭訪問看護師と共に以下の活動を行う。
1.地域住民の生活習慣病予防のための健康指導・相談の実施
2.家庭訪問看護師と共に地域住民宅への巡回訪問(1日6世帯平均、3時間程度)
3.病気予防に関するセミナーの実施および教育に必要な教材の作成
4.定期的に診療所で実施される小児予防接種時の支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

診察室、分娩室、臨床検査室、診察台,医師用往診器具セット,ポータブル心電図,滅菌器等(無償資金協力供与機材)

4)配属先同僚及び活動対象者

医師3名 加えて3名の欠員を募集中(女性3名、50代、40代)
看護師10名(女性10名、20-50代)
家庭訪問看護師6名(女性、30代4名、50代1名)

活動対象者:地域住民

5)活動使用言語

ウズベク語

6)生活使用言語

ウズベク語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(なし)

【特記事項】

キプチャック村は水道ではなく井戸水(吸い上げにはモーターを利用)を使用している。首都タシケント市から通うことも可能であるが、ホームステイの可能性もある。