要請番号(JL76320A07)
募集終了
5代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立障害者リハビリテーションセンター
3)任地( タシケント市 ) JICA事務所の所在地( タシケント )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
障害者のための社会復帰支援を目的とした保健省管轄の病院で、タシケント市内2か所(第1、第2センター)に分かれて、第1は200床を有し、主に脊髄損傷など整形外科疾患の治療のほか、神経、循環器疾患などの患者にも対応している。第2では、主に切断、小児、整形疾患術後の症例が多く、理学療法科では医師1名と看護師2名が運動療法を実施している。2010年JICAによりリハビリテーション機材が供与され使用されている。理学療法ボランティアが2020年1月まで活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では理学療法士は専門職としての資格が存在せず、医師の処方に沿って看護師が実施している。入院期間が約2週間で短期間であるため、リハビリ処方は患者集団に対して画一的に行っており、患者の状態に沿った効果的なリハビリテーションの導入が課題となっている。同センターには、2010年8月からボランティア派遣が開始され、それまで実施されていなかった最も重要な急性期の患者へのリハビリテーション導入を目指し、疾患別の評価を加えた個別プログラムの導入による同僚スタッフへの技術向上や、退院後も患者自身で継続できる運動療法指導を導入した。脊髄疾患病棟を含む複数の病棟に積極的に関与した前任者の活動が評価され、ボランティアによる継続した協力を求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.急性期の患者へのリハビリテーション導入の支援を行う。
2.慢性期の患者に対して、退院後に患者自身で運動療法が出来るよう、指導する。
3.疾患別の評価を加えた個別運動プログラムを策定する。
4.患者のリハビリ記録システム、集計の導入を行う。
5.自宅でもできる運動や介助方法など家族指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
手指運動器、レッグプレス、トレッドミル、エルゴメーター、平行棒、肋木、握力計
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
第一センター:理学療法科チーフ医師(男性50代)
運動療法看護師3名(女性20代、50代、男性20代)、医師5人
第二センター:理学療法科チーフ医師(女性30代)
運動療法看護師2名(女性30代、50代)
活動対象者:運動療法室利用者数は1日平均 50人
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)