2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL76621A01)
募集終了

国名
ジョージア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学・文化・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

スクール・リソース・オフィサー事務所

3)任地( トビリシ ) JICA事務所の所在地( トビリシ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

学校での安全な環境を確保し、子供たちの非行を防止することを目的として、2010年にスクール・リソース・オフィサー事務所が設立された。現在、国内で1,300人のスクール・リソース・オフィサーが485の公立学校で活動している。2013年には、事務所の下に全国で10か所の心理社会支援センターが設立され、精神面や行動面で問題のある子供や子供の両親に対してカウンセリングやセラピー等のサービスを提供している。セラピスト40名、ソーシャルワーカー11名、精神科医2名、支援専門家55名が活動している。年間予算は約570万ドル。UNICEF、EU、UN Embassy等から援助実績あり。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ジョージア国内ではいじめや薬物使用が問題となっており、学校で起こる問題に対する効果的な予防、対応措置が求められている。心理社会支援センターでは、2018年までセンターを拠点に個々の家庭に対する支援を行っていたが、支援のニーズが日々増加していることから、学校での支援を試験的に進めている。現在、首都トビリシと地方自治共和国アジャラにある6つの学校を対象に、問題の予防や対応など学校の教師やスクール・リソース・オフィサーの能力向上を図っているところである。子供たちの健全な育成を目的とした教育環境の改善を行うため、日本の知識や経験を有する隊員の協力が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚とともに以下の活動を行う。
1.同僚や教師、スクール・リソース・オフィサーに対して、学校での生徒指導やカウンセリングについて、日本の事例を紹介する。
2.同僚や学校関係者、子供を対象にいじめや薬物・暴力防止などをテーマとした講習会を実施する。
3.学校カウンセリングマニュアルや資料作成への支援を行う。
4.可能であれば、子供の安全なインターネットの利用(FacebookやInstagram等)について講習会を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスク、カウンセリングルーム

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:心理学者10名、ソーシャルワーカー10名

活動対象者:同僚および6~18歳の子供と両親

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)人文科学 備考:同僚と同程度の学識が必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導・助言が必要

[参考情報]:

 ・困難を抱える青少年との活動経験2年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

スクール・リソース・オフィサーは、子供たちの良き相談役である。日本のスクールカウンセラーや生活指導教員に相当する。米国の制度とは異なり、警察官ではない。2022年度2次隊以降。
資格条件に関し、公認心理士、臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士、いづれかの資格を有していることが望ましい。