2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30320A02)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
7代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社団法人在亜日本語教育連合会

2)配属機関名(日本語)

社団法人在亜日本語教育連合会
日系社会

3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同配属先は、当国の日系団体を母体として運営されている日本語学校21校が加盟する連合会(以下、教連)であり、事務局と日本語教育センターを擁している。現地日本語学習者を対象に各種行事(例:小学生暗唱・朗読大会、作文コンクール、日本語スピーチコンテスト等)を実施し、特に日系子弟に関しては、南米における日系人移住を背景とした継承日本語教育の推進を目指している。また、日本語教師の指導レベルの向上を目的に教師研修大会、教師養成講座、中級学習者指導講座等を実施しており、現地日本語教師の育成を目指している。過去に派遣した隊員14名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

日本語学習者数の減少に伴う日系子弟の日本語能力の低下が問題視される一方で、昨今の日本文化ブームによる非日系人の日本語学習人気が高まり、当国の日本語学校が果たす役割についても転換期を迎えている。加えて、日本語教師も世代交代の時期を迎えており、後継者の育成が課題とされる中、日本語は話せるが日本語の教授法を体系的に学んだ人材が少ない。また、雇用条件が十分でないことから、次世代を担う後継者不足が顕著である。この状況を打開すべく、配属先では、様々なプログラムに取り組むが、低学年の日系子弟に対して日本語学習を動機づけるため、日本文化を取り入れた授業の実施や指導方法に関して、指導、助言が引き続き必要で、交替要請に至った。現在、隊員2名が活動中。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 首都圏の教連加盟校9校のうち、支援が必要な2~3校を週3回程度巡回し、主に年少者への日本語授業を実施(日本文化指導・情操教育も含む)
2. 「日本語レベルテスト」「日本語会話テスト」作成に対する参画
3. 「教師養成講座」「中級学習者指導講座」「全国研修大会」「小学生暗唱朗読大会」「スピーチ大会」「作文コンクール」への協力
4. 教連加盟校からリクエストがあった場合は、文化交流授業を実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

『みんなの日本語』、『にほんごドレミ』等、デスクトップPC(WindowsXP、7他)、ノートPC(VISTA他)、コピー機、デジタルビデオカメラ、スキャナー、プロジェクター等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・事務局長:男性(日本人)
・同僚4名:いずれも女性/40-50代/N1取得者
活動対象者/指導対象:
・幼児-中高生約100名/3世/N7-N2
・巡回先教師約15名/20代-60代/1世-3世/ネイティブ・準ネイティブレベル

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚らも同等の学歴を有するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要であるため

[参考情報]:

 ・年少者への教育経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0 ~ 35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

巡回型の活動なので、体力に自信があり、協調性のある隊員を望む。
日本語を話さない児童が増えており、巡回先の要望に柔軟に対応できるとよい(図工、音楽、習字等を含む)。