【配属機関概要】

3）任地（ ブエノスアイレス市 ） JICA事務所の所在地（ ブエノスアイレス ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、日系人子弟を対象にした日本語学校として1927年に設立され、その後、非日系人も受け入れるようになった。現在は、トリリンガル教育(日本語・スペイン語・英語)を行う文部省認可の学校となっており、非日系人子弟の割合は70%である。2009年に開設した文化センターを拠点に日本文化に関する各種講座やイベントを年間20件実施し受講者は300名である。学院の生徒数は幼稚園、小学部、中学部、成人コースなど合わせて1400名、教職員数は200名。短大部が2020年までに設置予定である。年間予算は150万ドル。JICA海外協力隊の受入実績22名。現在3名の隊員が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先文化センターの主な講座内容は、生け花、和太鼓、折り紙、沖縄舞踊、書道、日本料理、着物縫製等である。このうち、日本料理教室については、毎週土曜日の一般人を対象とした講習、また、平日に高校生を対象とした授業(不定期)が行われ、隊員が講師となっている。毎週土曜日の講習会は、ようやく軌道にのったところであり質量ともに拡大させる必要があるほか、2019年6月からアシスタントとしてついた調理学校を卒業した若者への技術移転を進めたいことから、後任隊員の要請が出された。なお、そのような技術移転型の活動だけでなく、学校行事における手伝いなどの活動も求められる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

日本食文化を広めることを目的に以下の活動を行う
1. 日本料理教室を行う
2. 配属先が行う日本文化紹介イベントにおいて日本食に関する活動を行う
3. 配属先の中高等部の生徒に食文化の授業を行う
4. 配属先における日本食文化の新しいイベントを企画・実施する
5. 学外から配属先にリクエストがあった場合、支障のない範囲で日本食に関する技術指導を行う

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

専有の調理場はなく、給食調理場を間借りしたり、カセットコンロを使った机上実演を行っている。調理器具はひととおり揃っている。

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
文化センタースタッフは35から60代の女性4名。料理教室のアシスタントは20代女性である。

活動対象者:
講習会に来る一般人、学内の教員、生徒など

【資格条件等】

[参考情報]：

　・ラーメンが作れたらなおよい

　・5年以上の日本料理の経験

【地域概況】

【特記事項】