要請番号(NJ30616B04)
募集終了
2代目
・2017/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
開発企画省公共投資海外金融次官室
2)配属機関名(日本語)
サンフアン日本ボリビア協会
日系社会
3)任地( サンタクルス県サンフアン市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンファン日系移住地の日系団体で、学校運営、診療所運営、ガソリンスタンド運営、道路維持管理等を行っている。ボランティアの活動先であるサンファン学園は、配属先が運営母体で、1955年に設立された。その後、数多くの制度改革や学園の統廃合、管理者の交代などを経て、1987年にボリビア国教育省と教育協定を結び、当国の教育法に則りつつ、地域にあったプログラムで学習指導が行われている。学校運営予算約11万3千米ドル(2015年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動先であるサンファン学園では、初等科1年生から中等科2年生までの生徒が普通授業を受けながら日本語を学んでいる。授業は、日本語を理解する生徒(主として日系人子弟)の継承日本語クラス(9クラス)と、日本語を解さない生徒(主として非日系人)の日本語普及クラス(5クラス)に分けて行われている。
日系人の世代交代に伴い、年々継承日本語クラスでも生徒の日本語理解力が低下傾向にある。そのため、継承日本語クラスの指導法の見直しが必要とされており、ボランティアには子供を対象とした日本語教育法の知識と技術をもった教師による指導・提案が期待されている。現在NJV1名(26-0/日系日本語学校教師/任期:2018年7月迄)が同学園にて活動をしている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
日系移住地内の学校において以下の活動を実施する。
1. 配属先教師に対し日本語の指導法、教授法、教材についての知識や技術の共有・伝搬を実施する。
2. 日本語クラスのカリキュラム構築に対する助言を行う。
3. 生徒が日本語を使用する際の問題点を調査し、改善策を提案する。
4. 配属先教師達と共に日本文化に触れるイベントの企画・実施を行う。
5. 運動会等の学校行事への参加・協力する。
6. ボリビア日系連合会主催の日本語教育研究会に参加し、各校の現状の情報共有や方向性について協議する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター(共同)、テレビ、DVD等
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長、小学校教員6名、理科教師1名、算数教師1名、体育教師1名、スペイン語1名、日本語教師6名、幼稚園教諭3名及び補助要員各1名。
指導対象:初等科1年~中等科2年(8クラス)
生徒のレベル:日本語での日常会話可能(一部除く)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験) 備考:活動上最低限必要なため
[参考情報]:
・子供への日本語教育に関する知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動、日常生活での使用言語は日本語。