要請番号(NJ30620A18)
募集終了
3代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
開発企画省公共投資海外金融次官室
2)配属機関名(日本語)
ラパス日本人会
日系社会
3)任地( ラパス県ラパス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先となるラパス日本人会では、日系社会の親睦の場としてイベントの開催(月に1回程度)、日本人とボリビア人の親睦の場として各種イベントを開催(月に1回程度)している。また、日本語補習学校として5歳以上の子ども達に週1回3時間の日本語教育を行う他、日本語の普及を目的として15歳以上のボリビア人を対象に、週3回2時間の日本語の授業を行っている。その他、本要請隊員の活動場所となる日系移住資料館や図書館(日本語書籍多数)を有しており、2階には日本食レストラン(委託)があり、日本人及びボリビア人の憩いの場となっている。同会の年間予算は、約1000ドル(人件費別)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラパス日本人会には、日系移住関係の歴史的な資料が多数保管されている。同会の会員のみでは維持、公開が難しいため、専門性を有する隊員の要請に至った。保管されている資料のほとんどが紙媒体であり、劣化が懸念されているため、資料のデータ化、適切な保管が急務である。また、ボリビア各地に在住している日系人に対して、移住当時の様子等について、記録・保存することが期待されている。現在活動中の学芸員隊員(2018年度1次隊)はデジタルミュージアムの作成に着手しており、その活動を継続させることも求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現在保管されている資料を地域別、年代別等に分類・整理する。
2.紙ベースの資料をデータ化する(CDやDVDに収録する作業も含む)。
3.ボリビア全土に住む日系人の生の声を収録する(地方出張含む)。
4.ボリビア国内の他の日系団体の資料館との連携を深める。
5.地域の学校や各種イベントで日本文化交流を実施する。
6.デジタルミュージアムの完成及び維持管理を行う。
7.移住資料館の来館者を増やすための広報を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な事務用機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ラパス日本人会女性秘書2名(勤続20年、勤続1年)
移住資料館事務員、女性(勤続6か月)
活動対象者:
日系人、移住資料館来館者、地域の学校の児童・生徒等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(学芸員)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(2~23℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICA横浜海外移住資料館が推進するネットワーキング業務も行う。活動使用言語はスペイン語及び日本語である。配属先同僚に指導という活動ではなく、マンパワー的な活動になる。