【配属機関概要】

3）任地（ ペルナンブコ州レシフェ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同協会は会員数140名(うち日系は137名)を有し、日本語学校にて日本語教育に携わる他、文化(太鼓・盆踊り・生け花会・折り紙・手毬)、スポーツ(サッカー・ゲートボール)の活動を展開している。主な行事として新年会、忘年会、敬老会、運動会、文化や料理の紹介イベント、地域の日本祭りが挙げられる。これまで日本語教育分野NV6名、団体事務NJV2名の派遣実績が有る。年間事業予算は約4万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

文化協会は長年、日系子弟を中心に日本語教育や文化活動を行って来ていて、校舎は複数教室が有り空調設備も完備されている。世代交代に伴う日本語および文化への関心低減と言った問題、また最近のボランティア派遣から約10年が経過していることから、近代の日本の文化や習慣を伝えるべく新しく要請された。若い世代の日系人に日本文化への関心を高め、継承していくことが期待されている。また、学校には日本文化に大きな関心を持つ非日系生徒も多く、本要請がなされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.日本文化紹介(太鼓、書道、漫画/アニメ、墨絵、折り紙、華道、茶道、盆踊り等の内からボランティアの得意と
するもの)。
2.協会敷地内の本校、市中心部の分校にて、主に成人向け日本語授業を支援(日本語指導の経験が無くとも可能な
読み聞かせや会話指導)。
3.現地教師、協会関係者等に現代の日本文化(ポップカルチャー等)や習慣を、セミナー等で伝える。
4.社会福祉施設(低所得層の児童・青少年対象)にて、日本文化を講演会・ワークショップにて紹介。
5.協会主催行事に参加協力する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

白板、プリンター、コピー機、視聴覚教材[テレビ・ビデオ・ビデオカメラ]、各種教材

4）配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート: 2名
- 日系女性、70代、教師歴12年程度
- 非日系男性、30代、教師歴4年程度
生徒:14名(13歳～)、初級～日本語能力試験N3程度
(参考:全生徒数は約50名、教師は上記2名を含めて7名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】