要請番号(NJ30916B30)
募集終了
6代目
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
汎スザノ文化体育農事協会
2)配属機関名(日本語)
スザノ日伯学園
日系社会
3)任地( サンパウロ州スザノ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
汎スザノ文化体育農事協会は、地域の交流を目的にテニス大会、運動会、カラオケ大会、卓球大会、絵画教室、剣道リーグ大会、敬老会などを実施している。今年予定されている予算は1億9千万米ドル。スザノ日伯学園は小中一貫校で、全生徒数は501名、日本語学習生徒は200名の大規模校である。午前がブラジル教育課程による授業、午後は選択授業(日本語、英語、サッカー、太鼓、テニス、補習授業など)を実施している。また開校前にJICAよりパソコンや学習机を供与している。同協会へはこれまで、野球職種1名、小学校教諭3名、日系日本語学校教師2名(うち、1名が活動中)の派遣実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2016年、設立10周年を迎えた同校では、世代交代が進み、日本語話者が少なくなっている。これまで、日本語指導は複式学級で進められていたが、能力の向上が十分図れず、NJVと現地教師の協力のもと単式授業を開始した。単式教育を継続するためにはNJVによる現地教師への日本語教授法の導入が不可欠である。また他科目の教員や職員から「日本語を学びたい」という声もあり、NJVと日本語授業を計画している。勤務体系の問題で現地教師による授業の実施が難しく、この点でもNJVの存在が大切な役割を果たしており、本要請が挙げられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.主に上級クラスを巡回し、会話の指導、授業の補佐にあたる。
2.現地教師に協力し、授業計画を立て、現地教師の指導技術向上を図る。
3.絵カードや文字カードなどの教材を充実させる。
4.日本語を母語とする生徒のクラスを担任し、漢字・読解・作文指導をする。
5.他科目の教員に日本語の授業を行う。
6.協会や地域のイベントへ参加・支援。
7.スザノ市日本語教師会への参加。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プロジェクター、音楽プレーヤー、スピーカー、マイクなど。教材:「ひらがなオリジナルアポルチーラ」の幼児用と3年児童用、「こどもの日本語」。上級生は「みんなの日本語」の改変版を使用。
4)配属先同僚及び活動対象者
コーディネーター1名、現地教師4名(経験20年、10年、1年、1年)、音楽教師1名、書道講師1名(外部講師)。
指導対象の情報:日本語学習生徒200名(6~14歳)その200名の中には日本語母語話者3名がいる。職員は20名いる。
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)