【配属機関概要】

3）任地（ サンパウロ州マリリア市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マリリア日系文化体育協会は、日本語モデル校を運営し、文化・体育及び社会福祉事業を実施している。現在の会員数は1,500名で、そのうち日系人は1,200名である。日系社会が日本文化を継承していくこと、青少年の健全な育成を心がけて活動している。また、市・州等が実施するイベントへの参加も積極的である。これまでに日系日本語学校教師、ソフトボールなどのNSV・NJVが15名派遣された実績がある。年間予算は約17万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

マリリア日本語学校は1994年にJICAのモデル校となり、1995年から始まって、現在まで7代のNSVが派遣された。NSVは汎パウリスタ地域の巡回指導を続けたが、地域の日本語学校衰退の流れを阻止することは出来ず、各学校の生徒は減少し、指導対象の教師も少なくなった。そこで、モデル校強化のために、学校に定着して直接生徒に授業し、生徒たちから会話力を引き出せるNJVが引き続き要請されることになった。また、2014年から日本語教師養成講座を主催しており、現地教師の日本語教育能力向上への支援が求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.現地教師の日本語教育能力向上を支援する。
2.日本語の授業を行う(夜の成人会話クラス含む)
3.日本の文化、伝統、芸術の普及に協力する。
4.音楽・書道・美術等で、NJV自身が得意なものを担当する(毎週金曜日は文化の授業)。
5.教師養成講座開講時には支援・協力する。
6.地域のイベントなどにも参加協力する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター、ファクシミリ、電話が使用できる執務室。コピー機、プロジェクター、日本語教材、音楽室など。

4）配属先同僚及び活動対象者

現地教師2名 (日系女性、経験11年、日伯両語)
生徒58名(5歳～成人、大半が日系、初級から中級)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・実務経験(6か月以上)

【地域概況】

【特記事項】