要請番号(NJ30916B44)
募集終了
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アマゾニア日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
アマゾニア日伯援護協会
日系社会
3)任地( パラ州ベレン市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同協会は国籍、宗教、人種の差別なく、物心両面の援助を必要とする人々に対して福祉事業を行うことを目的に1965年に設立された。主な事業内容はアマゾニア病院(70床)、十字路アマゾニア病院(13床)、アマゾニアサウジ(民間医療保健制度)加入者約9千名の経営、厚生ホーム経営と福祉事業の実施である。年間事業予算は約1,700万米ドル。JICAボランティアの受け入れは1985年からNJVとNSVを合わせて16名で、2014年8月に派遣された高齢者介護のNSVが活動中である。JICAからは助成金の交付も受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同協会ではこれまでに、職員(非日系及び日系)からの要望で、かなり以前であるが日本語講座を何度か実施している。日本語教師経験のある日系職員がいたからであるが、現状では協会内の日本人移住者は数名に減り、指導できる人材はいない。一方、アマゾニア病院や厚生ホームを利用する日本人移住者が高齢化し、日本語による応対が必要になってきている。職員からの日本語や日本文化の講座の希望が高まってきていることもあり、日系高齢者向けのサービスを向上させるためにも、同協会としては初めて日系日本語学校教師の職種でボランティアが要請された。日本語を教えるというだけでなく、時間や交通法規を守るなど日本人の良さや日本文化を伝えることも重要な要請理由である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.職員を対象にした日本語講座を実施する(週3日)。
2.職員を対象にした日本文化の講座(生け花、茶道、折り紙、書道、日本料理、舞踊など)を実施する(週1日)。
3.アナニンデウア市の厚生ホームにて、高齢者向けの日本語講座あるいは日本文化講座をポルトガル語で実施する(週1日)。
4.3ヶ月毎に講座内容、受講者を評価し対処する。
5.日系高齢者を対象にした毎年2日間の日本文化の講座を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノートパソコン、プリンター、プロジェクター、コピー機、会議室、講堂
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚 : 福祉士1名女性 日系2世 日本語会話可能、臨床心理士1名女性 人事育成課長
職員対象 : 協会の中で患者、利用者と直接の応対がある部署の職員を優先し、各回の受講者は30名程度を予定している。病院受付、看護師、厚生ホーム勤務者等 64名
高齢者対象 : 60歳以上、各回30名程度を予定。
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)