要請番号(NJ30917B14)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジル剣道連盟
2)配属機関名(日本語)
ブラジル剣道連盟
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はブラジルにおける剣道の普及振興を目的として、ブラジル全国50道場を統括する組織である。加盟数約900名の7割が日系人であるが、近年ではブラジル人の剣士も増えてきている。配属先が主催する事業として、全ブラジル(全伯)幼少年剣道大会をはじめ大学選手権、有段者大会、高段者大会などの各種大会、昇段審査、審判員養成セミナー、世界選手権選抜剣士の強化、等があげられる。また居合道、杖道のセミナーや昇段審査も開催し、学校での剣道奨励にも取組んでいる。年間予算は約7万米ドル。長期派遣NSVが配属先傘下道場を巡回指導(2018年6月まで)、また2017年3月には短期の日系社会青年ボランティアグループ派遣を受け入れている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジル剣道の歴史は日本移民により始まり、日系人によって築き上げられてきたと言える。心身を鍛錬し人間形成を目指す武道としての剣道やフェアプレーを重んずる日本的な価値観への評価や関心も高いことから、日系人のみならずブラジル人の剣士も増えてきている。前任となる剣道のシニア海外ボランティア(NSV)はサンパウロ州はじめブラジル国内の各道場を巡回し、技術のみならず礼法や日本武道の精神について指導しているが、南北、東西ともに4千㎞を超える広大な国土ゆえに各道場からの指導要請に十分応えることはなかなか困難である。そこで、引き続き日系社会ボランティアによる指導協力が要請された。特に次世代を担う幼少年剣士のレベル向上と日本の優れた指導法を指導者層に伝えることが求められている。また、2018年の世界剣道選手権に向けた選抜チーム強化にも貢献することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ブラジル国内の道場を巡回し、以下の活動を行う。主にサンパウロ市内の20道場を巡回し、地方都市への巡回出張は1回/隔月程度となる。なお、各道場とも平日は夜間(18時以降、2-3時間)、週末は日中2-3時間の稽古が行われている。
1.技術、礼法の指導支援
2.理論の指導支援
3.日本剣道形の指導支援
4.世界選手権選抜チームの強化のための指導支援(ブラジル男子:準優勝2回、3位5回、女子:準優勝1回、3位3回)
5.各種大会での審判を務めるほか、昇段審査や審判員養成セミナーにも審査員や講師として協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
剣道場(極力、板張り道場を手配するが、板張りでない道場での指導もありえる)
4)配属先同僚及び活動対象者
・連盟会長:男性、60代、教士7段、一世、日本語可
・配属先役員幹部および各道場責任者:ほとんどが男性
・配属先傘下の各道場:剣士20-50名、幼少年から中高年層、初心者から高段者(6-7段)と幅広い。約7割が日系人。
・ブラジル選抜選手:約20名、大半が日本語可
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:指導対象者の大多数が男性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:指導者への指導
[参考情報]:
・剣道5段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)