2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30920A17)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ブラジリア学園

2)配属機関名(日本語)

ブラジリア学園
日系社会

3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同学園は1972年に前校長により設立された。前校長の自宅での個人授業から始まり、現在は有名大学へ卒業生を多数輩出する幼稚園から高校までの一貫教育校となっている。生徒数は約1,055人。正規教育課程の他に、課外授業として図工、音楽、体育、演劇などを取り入れている。また、沖縄県の私立校と交流関係があり、隔年で両校生徒の相互訪問を行うなど、多文化理解促進活動も盛んである。日系人生徒は約2割。2019年7月より日系社会青年海外協力隊現職教員(小学校教育)1名を派遣中(2021年3月まで)。年間予算は約3百万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

校長は日本語や日本の文化の教育を通し、生徒が世界に目を向ける人材に育つ事を願っている。過去、指導者不足等の理由により、日本語・日本文化の指導は中断していたが、初代現職教員隊員の派遣を機に日本語の授業が再開された。歴代隊員達は日本語指導の他に縄跳び、図工、折り紙、リコーダーの指導、運動会の企画等を取り入れ、生徒や現地教師によい影響を与えてきている事もあり、今回も引き続き隊員の派遣要請があった。現在派遣中の隊員は日本語の授業の他に、音楽・体育の授業を通し、日本語ネイティブスピーカーとして生徒達に学習の動機付け等の面で影響を与えている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う
1. 音楽・体育・美術・算数等の隊員が得意な分野の授業における現地教師の補助、及び授業を通した日本文化の紹介や日本の学校との交流を行う。
2. 日本文化の課外授業、及び学童向けのクラスを支援し、日本文化に触れる活動を通し、生徒が海外に目を向けるきっかけを作る。
3. 運動会等の学校行事や休み時間の活動に関する提案・企画・実行を支援する。
4.隊員が得意な分野の活動を取り入れる。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター、CDデッキ、プロジェクターなど。使用教材は特になし(自作プリント等)。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長:1名(50代男性日系二世、日本語・英語可能)
コーディネーター:1名(50代女性非日系、ポルトガル語)
活動対象者:教員:約80名
生徒:約1,055名(日系人学生は約2割)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語(日本語)

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:活動上必要であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5-35℃位)

[通信]:(インターネット可  通話可 電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

授業をする場合はブラジルの教員免許が必要なため、現地教師の補助として授業に入ることになる。また配属先での円滑な活動にはポルトガル語でのコミュニケーションが必須である為、語学力習得が強く望まれる。現職教員のみ可。