2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30920A20)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

トメアスー文化農業振興協会

2)配属機関名(日本語)

トメアスー日系学校
日系社会

3)任地( パラー州トメアスー市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 10.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

トメアスー市はブラジル北部パラー州の州都ベレン市から約180㎞離れた人口6万人の都市。パラー州は国内でサンパウロ州、パラナ州に次ぐ3番目に大きい日系人コミュニティーを有する。トメアスーはアマゾン日系移民最初の入植地として知られており、2019年に移住90周年を迎えた。配属機関は同地での農業の発展、日本文化の継承等に大きく貢献してきた。現在では小・中・高等学校、日本語学校、史料館の運営やアグロフォレストリー農法の推進、現地警察と連携した防犯対策活動等を行っている。過去にJICA海外協力隊員19名(日本語教育8名、小学校教育4名他)を派遣済み。

【要請概要】

1)要請理由・背景

トメアスー文化農業振興協会は地域に根付いた子弟の教育に取組んでおり、若年世代の地域離れを防ぐため、2002年にトメアスー日系学校(ブラジル政府認可の私立小・中・高等学校)を設立した。同校へは日本政府の草の根無償資金協力により、教室・職員室・事務所等が拡充されている。同校に日本の優れた教育手法を取り入れる事、及び日本との文化交流を深める事を目的としてJICA海外協力隊員が要請されている。これまでに派遣された隊員は、生徒自身による整理・清掃の意識付けや、体育・算数・音楽教育等について協力し一定の成果を収めている。また、隣接する日本語学校にて日本語の授業も行っている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

主に以下の活動を行う。
1. 体育・算数・美術・音楽等、隊員の得意な分野の授業での現地教師への協力・補佐(週10コマ程度)
2. トメアスー日本語学校にて、日本語の授業(主に会話や日本文化紹介)を行う(週3コマ程度)
3. トメアスー日本語学校にて、現地教師による授業(文法等)の補佐を行う(週4コマ程度)
4. その他、日本祭りや盆踊り等、配属機関主催イベントの企画・運営への協力

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、コピー機、日本語教材(『みんなの日本語』)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 日系学校校長(60歳日系女性)、日系学校教頭(45歳日系女性)、日本語学校校長(38歳日系女性、日本語可)、協会事務局長(43歳日系男性、日本語可)

活動対象者:日系学校生徒98名(10歳未満)、日本語学校生徒(10歳未満27名、10代30名、日本語初-中級)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:生徒への教育が必要なため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

日系学校での授業実施にはブラジルの教員免許が必要なため、主に現地教師の補助として授業に入る事となる。またポルトガル語でコミュニケーションを取る必要があるため、早期語学力習得が強く望まれる。