2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30920A47)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ピエダーデ文化体育協会

2)配属機関名(日本語)

ピエダーデ日本語学校
日系社会

3)任地( サンパウロ州ピエダーデ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同協会は1947年に設立され、現在の会員数は約200名を保持し、日本語学校の運営の他に桜祭り・家族慰安運動会・盆踊り・カラオケ大会・ゲートボール大会・マレットゴルフ大会などの行事を実施している。特に毎年5月に実施される柿祭りは市政記念日に合わせて市と共同開催しており、市内で一番大きな祭りとして日系社会の枠を超えて発展を続けている。スポーツ分野の大会も、全伯レベルの規模で開催している。その他、太鼓部の活動も活発で様々な大会に参加している。年間事業予算は約5万米ドル。日系社会海外協力隊(日本語教育)が2020年1月まで活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ピエダーデ日本語学校では、日系人の日本語離れ及び日系団体離れ・少子化の問題や、学習者が他の習い事(英語・スポーツ等)を選択できる環境にある事が要因し、同学校の生徒は減少傾向にあった。また、教師も同様に結婚や家庭の事情で退職したりと定着しない期間が続き運営状況が悪化していた。それらを打開するため、他の習い事等とは異なった情操教育を取り入れた教育や集団生活で得られる教訓等を伝えられる教育を目指し、魅力あるカリキュラム作りや運営を目指している。日系社会海外協力隊の活動により、ようやく教師・生徒が安定してきている現状にあり、今後は更なる教師の能力向上や魅力あるカリキュラム作りへの支援が必要なため、日系社会青年海外協力隊の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教師とともに以下の活動を行う。
1.同学校の一教師として日本語の授業を行う(8時~12時、14時~17時/週5日、19時~21時/週2日、初~中級レベル)
2.自身が得意とする分野(書道・音楽・料理・折り紙等)などの紹介を行う。
3.同僚教師へ指導法等のアドバイスを行う。
4.シラバス・カリキュラム作成について支援・アドバイスを行う。
5.日本語教師会議や各種イベントについて参加・支援・協力を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、ラジカセ、プロジェクター、プリンター、各種楽器、日本語教材『みんなの日本語』『にほんごドレミ』『にほんごジャンプ』『にほんごチャレンジ』『きそにほんご』『漢字わかるドリル』

4)配属先同僚及び活動対象者

学務担当:日系人男性、50歳代
同僚教師:日系女性、20歳代2名(教師経験3年、1年、N2、N1レベル)、10代1名(初任者、N1レベル)
事務担当:日系女性、40歳代
学習者:25名(入門から初中級程度、年齢6歳~19歳、ほぼ日系人)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:現地教師のレベルに合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

導対象者が青少年世代であるため、児童への指導経験や情操教育についての知識がある人物が望ましい。