2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30921A02)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
7代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

めぐみ学園

2)配属機関名(日本語)

めぐみ学園
日系社会

3)任地( パラナ州ロンドリーナ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同学園は日本からブラジルに渡った日本人夫妻が1959年に設立した学校で、ブラジルと日本の良い点を併せ持った人物を育てることを理念としている。当初は日本語学校として設立されたが、1997年に幼児部、2003年に小学部を開設した。現在の生徒数は幼児部と小学部併せ約135名(8カ月から10歳まで)、日本語学校生徒約30名(7歳から17歳まで)となっている。小学部では一般教科の他に柔道や太鼓、リコーダー、漫画等の課外授業を実施している。2019年7月からコロナ禍での隊員一斉帰国となるまで、現職教員隊員(小学校教育)が現地で活動を行っていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同学園は日本語学校としての長い歴史を持つが、近年は正しい日本語・日本文化を指導できる教師が不足しており、地域の日系社会においては日本語を学ぶ意欲の低下も見られる。この様な状況下、教材の見直しも含め日本語を用いた授業支援のため隊員の派遣が希望されている。また、日本語に親しみを持つ機会の提供に加えて、隊員による日本文化の紹介への期待も高く、学園には日本文化の学習を通し生徒に誠実さ・尊敬の心・規律等を学んで欲しいという意図もある。歴代隊員の活動により、学園生徒の日本文化や日本的価値観向上への支援が継続的に行われており、更なる充実を期待して今回の派遣要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1. 課外コースの日本語授業で小学生、中学生、成人に対し、会話指導と日本語を使用する場面を設定し授業補佐を行う。
2. 習字や歌、踊り、工作、ゲーム、日本の小学校との交流等、授業内外にて日本文化の紹介を行う。
3. 小学部での日本語授業で、漢字・音読指導等を担当しての授業支援や教材の見直しを行う。
4. 幼児部で、童謡、手遊び、読み聞かせ、塗り絵等して日本語に親しむ事を目的に授業支援を行う。
5. 地域の日本語教育に関するイベントへ参加・協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、テレビ、DVDプレーヤ、プロジェクター、各種日本語教材(めぐみ学園オリジナル教材)等。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長(日系二世女性、経験35年、日本語可)、学校職員約25名、日本語学校教師1名(40歳代女性、経験約10年)
活動対象者:幼児部児童約50名、小学部生徒約85名、日本語学校生徒約30名

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:活動上必要であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・派遣時には、COVID‐19の収束状況如何により、「予定されている活動内容」に変更が生じる可能性がある。
・授業実施にはブラジルの教員免許が必要な為、現地教師の補助として授業に入る事となる。配属先での円滑な活動にはポルトガル語でのコミュニケーションが必要な為、語学力習得が強く望まれる。