2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30921A03)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

トメアスー文化農業振興協会

2)配属機関名(日本語)

トメアスー日系学校
日系社会

3)任地( パラー州トメアスー市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 7.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

トメアスー市はブラジル北部に位置し、地域では最古にして最大の日系人集住地である。いち早くアグロフォレストリーへの転換を図った事でも知られている。2019年に移住90周年を迎えた。配属先機関の母体は文化と農業が統合された日系団体であり、現在では日本文化の普及・継承、学校運営、現地警察と連携した防犯対策、地域の関係団体と連携したアグロフォレストリー小農家への普及、スポーツ・文化事業など、様々な機能や役割を果たしている。過去に教育関連のJICA海外協力隊員を11名(日本語教育7名、小学校教育4名)を受け入れている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の母体であるトメアスー文化農業振興協会は地域に根付いた子弟の教育に取組んでおり、若年世代の地域離れを防ぐため、2002年にトメアスー日系学校(ブラジル政府認可の私立小・中・高等学校)を設立した。同校へは日本政府の草の根無償資金協力により、教室・職員室・事務所等が拡充されている。同校に日本の優れた教育手法を取り入れる事、及び日本との文化交流を深める事を目的としてJICA海外協力隊員が要請されている。これまでに派遣された隊員は、生徒自身による整理・清掃の意識付けや、体育・算数・音楽教育等について協力し一定の成果を収めてきた。また、隣接する日本語学校では日本語の授業も行っており、引き続いての支援を要請されることとなった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1. 得意分野(音楽・体育・美術・算数等)を活かして現地教師の授業協力・補佐を行う。
2. トメアスー日本語学校にて、日本語の授業(主に会話や日本文化紹介)を行う。
3. トメアスー日本語学校にて、現地教師による授業(文法等)の補佐を行う。
4. その他、日本祭りや盆踊り等、配属機関主催イベントの企画・運営への協力を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、コピー機、日本語教材(『みんなの日本語』)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 日系学校校長(60歳代日系女性)、日本語学校校長(40歳代日系女性、日本語可)、協会事務局長(40歳代日系男性、日本語可)

活動対象者:日系学校および日本語学校の生徒(6歳から17歳)約220名 (日本語初-中級)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:生徒への教育が必要なため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・派遣時には、COVID‐19の収束状況如何により、「予定されている活動内容」に変更が生じる可能性がある。
・日系学校での授業実施にはブラジルの教員免許が必要なため、主に現地教師の補助として授業に入る事となる。またポルトガル語でコミュニケーションを取る必要があるため、早期語学力習得が強く望まれる。