2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30921A10)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ツパン文化体育協会

2)配属機関名(日本語)

ツパン日本語学校
日系社会

3)任地( サンパウロ州ツパン市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ツパン市はサンパウロ州の北西に位置し、近隣のバストス市・マリリア市等と同じ汎パウリスタ地域として、多くの日系人が移住した地域の一つである。受入先である文化体育協会は1937年に設立され、日本語学校及び幼稚園、婦人部、太鼓部・カラオケ愛好会、スポーツ分野では野球・柔道・卓球など、多くの部門に分かれ日本文化普及・継承のため活動を行っている。また、協会主催のイベントも多数開催しており、慰霊祭や運動会の他、日本祭りも大々的に行われ、地域社会の発展にも貢献している。協会の会員数は約650人(約220家族)を保持している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

多くの日系人が移住した地域であるが、地方都市であるため若者世代の都市部流出の問題により、地域の活性化が急務となっている。配属先所属の日本語学校では生徒たちには日本の伝統を理解し、ブラジルとは違う新しい文化を吸収し国際人として育っていってほしいと考えているが、それらを伝える事が出来る教師が不足している。世代交代も視野に入れながら若い世代の教師を採用した事で活性化しつつあるが、JICA海外協力隊には通常の授業の他に日本文化や最近の流行等を意識した文化活動や、若い世代の教師への教授法指導などが期待され要請となった。また、必要に応じて汎パウリスタ地域の日本語学校へ訪問し支援する可能性もある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1.週に5日(月~金曜日、各4~6時間程)ほど、生徒を対象に日本語の指導を行う。
2.週に3回各2時間、日本語学校附属の幼稚園の授業補助(日本語を使用する)の支援を行う。
3.同僚教師へ教授法のアドバイス等を行う。
4.文化体育協会の各種イベント(日本祭り・運動会等)に参加・協力をする。
5.必要に応じて近隣の日本語学校へ訪問し支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室3部屋、コピー機、日本語教材(『まるごと』『漢字だいすき』『プログレッシブ』他)、等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:幼稚園担当教師1名(日系女性:60歳代/指導歴7年)、日本語教師2名(日系女性:70歳代/指導歴2年、非日系男性:20歳代/指導歴2年)、会計担当1名(日系女性:40歳代)
活動対象者:幼児7名、10-19歳7名、20-29歳4名、30-39歳1名、40歳以上1名、合計20名

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(女性) 備考:連絡をとる保護者が主に母親であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・派遣時には、COVID‐19の収束状況如何により、「予定されている活動内容」に変更が生じる可能性がある。