2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ32416B24)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G251 日系日本語学校教師
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

パラグアイ三育学院

2)配属機関名(日本語)

パラグアイ三育学院
日系社会

3)任地( アスンシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1973年に日本人牧師により日系子弟を対象に幼稚園部及び日本語学校小学部が創設されたキリスト教プロテスタント系私立学校である。1975年にはスペイン語によるクラスが増設され、現在では保育部から大学部(現時点では看護科のみ)までの一貫教育を行なっている(パラグアイ教育文化省認可校)。なお、日本語部では、保育・幼稚園クラスから中学部までの日本語教育が行なわれている。本校は、キリスト教精神に基づく知・徳・体のバランスのとれた三育教育を目指した教育が行われている。過去にJV(幼稚園教諭)が派遣された実績あり。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の日本語教育における課題・問題点として以下の点が挙げられる。
2016年に日系人移住80年を迎え、3世、4世へと世代交代が進む中、特に都市部においては日系人の家庭内においてもスペイン語での会話が多くなってきており、日本語だけの会話の機会は減少傾向の現状である。また、日本人会連合会日本語教育協議会による教師育成研修等は行われているものの日本語教師の社会的ステータスや給与等の問題から慢性的な教師不足にあるのが課題となっている。どの日本語学校においても少ない新人教師等は殆どが大学生や家庭主婦等のアルバイト的なもので、定着率は低い。以上のような理由から、日本語教育の重要性を再認識するためにも新たな日本語教師の後継者育成のためにも専門性や知見を有した方からの指導が必要となり本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

学校の一教員として、主に以下の活動を行う。日本語能力を向上させるための企画の立案
1.生徒への日本語指導(クラス担任)を行う。
2.音楽、習字や折り紙、そろばん、ダンス等、ボランティア自身の得意分野の指導を行う。
3.学校行事(学院祭、卒業・終了式、運動会等)への協力を行う。
4.生徒や指導者の日本語能力向を上させるための企画の立案、実施等を行う。(漫画、アニメ、落語等を教材として利活用、生徒たちの日本語に対する関心を高める工夫等)
5.近隣日本語学校への巡回指導も予定されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、光村国語教科書、日本語教育関連の教材等

4)配属先同僚及び活動対象者

・教員3名(院長:本邦大卒、経験30年、1世男、60代。教員補助:経験2年、1世女、30代)、幼稚園教諭(現地教員資格有、経験5年、日系3世、40代)
・生徒数:約30名(2(保育幼稚部)~18歳。日本語レベルはN5~N1)
※生徒は日系人のみならずパラグアイ人も含む

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (日本語教授法)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験) 備考:業務上必要不可欠

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~42℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動使用言語は日本語。派遣隊次は2017年度1次隊のみ現職教員の応募も可能。派遣前訓練及び派遣中の身分措置につ
いては所属の教育委員会から明示があれば、現職教員特別参加制度と同等の扱いを適用する。