要請番号(Na30919113)
募集終了
2020年2月以降 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジル剣道連盟
2)配属機関名(日本語)
ブラジル剣道連盟
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1998年設立。ブラジルにおいて剣道を普及・振興・強化するための事業を推進し、ブラジル全土の加盟剣士(約900名)及び加盟道場(約50ヶ所)を統括する。主催する主な行事として、全ブラジル幼少年剣道大会・有段者大会・高段者大会・大学選手権大会・審判員養成セミナー・昇段審査があり、世界剣道大会参加剣士強化訓練や学校剣道推奨企画の推進等も行っている。年間予算は約7万ドル。過去に28名の日系社会海外協力隊員(長期2名、短期26名)を派遣済み。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本要請の主目的は2021年にフランスにて開催される世界剣道選手権大会へ向けたブラジル代表剣士の強化である。ブラジルは世界的な剣道強豪国であり、3年に一度開催される同大会では過去に度々入賞を果たしてきた。しかし近年は各国のレベルも向上しており、入賞を逃している。現在、長期日系社会青年海外協力隊員1名を派遣中で、同隊員がサンパウロ市近郊の道場を中心に指導にあたっているが、1名では全体への指導が中心となり、個別指導が困難な状況である。そこで、短期間(1ヶ月間)ではあるが複数(最大10名のグループ)の指導者を派遣し、ブラジル代表剣士一人一人へきめ細かい指導を行うため、本要請に至った。また、長期隊員とは違う視点からの指導を通じて、ブラジル代表剣士の技術向上につなげることも期待されている。グループ派遣によるインパクトの大きさも利用し、地方にて数回の剣道普及イベントも行う予定。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
派遣中の長期隊員及び配属先同僚と共に以下活動を行う。
1. 世界選手権代表候補剣士へ合同稽古を通した技術指導(平日は夜2-3時間、週末は日中終日)
2. 地方の道場や大学を巡回し、初心者向け剣道普及イベント、及び青少年剣士や初・中級者剣士への基本技術・礼法・理論・剣道形等の指導支援(派遣中4-5回程度)
3. 剣道以外の職種(日本語教育等)で派遣中の長期隊員の活動支援、日系諸団体(文化協会や県人会)訪問・交流等(平日の日中)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
剣道場(極力板張り道場を手配するが、板張りでないコンクリート床での指導もありえる)、防具、竹刀
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 会長・役員及び現地指導者6名(30-60歳代男性、剣道6-7段、日本語可)
活動対象者: ブラジル代表候補剣士約20名(男性 世界大会準優勝2回・3位5回、女性 同準優勝1回・3位3回、大半が日本語可)、各道場剣士(道場あたり20-50名、幼少年-中高年、初心者-6/7段)
5)活動使用言語
日本語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はポルトガル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:技術指導が必要なため
[参考情報]:
・剣道3段以上かつ現役であること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動言語はポルトガル語も可。グループ派遣要請(男女各5名)。
派遣時期は2020年2月下旬から約1ヵ月間(学生の冬季休暇期間を想定)。