2017年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(NS30917D04)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
11代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

パラナ日伯文化連合会

2)配属機関名(日本語)

パラナ日本語教育センター
日系社会

3)任地( パラナ州ロンドリーナ ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラナ日伯文化連合会はパラナ州の主要日系団体の連合体であり、本部がロンドリーナ市にある。各種の慈善、文化事業を行い、加盟団体(支部)間並びに日伯間との文化交流を推進しており、福祉・教育・セミナー・会議・コンクールなどを行い日系社会の文化的な生活の向上を図ることを目的として創立された。配属先の日本語教育センターでは青年リーダー養成会、お話大会、日本語能力試験、全パラナ日本語教師合同研修会等を実施し、州の日本語教育の中心としての機能を果たしている。年間予算約13万米ドル。現在は10代目の日系社会シニア・ボランティアが活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラナ州の日系人教師は3世が多く、日本の今を知らない方が多い。日系社会シニア・ボランティア(NSV)には教師の日本語能力及び指導力を養成することが求められており、具体的には複式授業の指導方法(授業バリエーションやパターン、授業展開の仕方)、子供の注意を引くためのアドバイスなど、教師の教授能力向上にむけての支援を必要としている。また、パラナ州全域の教師を対象とした研修会の企画・講師としての要望もあり、これまでNSV及びロンドリーナ地区のNJVが講師を務める定期勉強会や巡回指導が、生徒及び教師の意欲向上につながっている。近年では学校経営や教材不足等の運営面での課題も見られ、経験のあるNSVに解決に向けてのアドバイスも求められている。地域の日本語教育の中心としてNSVの継続的支援が必要であり、後任が要請されることとなった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先モデル校及びパラナ北部(ロンドリーナ地区)の日本語学校10校に対する巡回指導(各校月に1・2度程度)
※生徒への直接授業、教師への教授法指導、日本文化紹介(そろばん、書道等ボランティアの得意なもので可)
2.教師研修会・定期勉強会の講師(日本語指導力、日本語能力、日本事情や日本式マナー等も指導)
3.お話大会・スピーチコンテストの審査員等、配属先及び連合会行事のサポート
4.自作教材のチェック及び改善点の助言・指導
5.西部パラナ地方の配属先傘下文協への巡回による日本語学校再開の為の支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC(Windows10)、iPad、各種日本語教材(『みんなの日本語』、『基礎日本語』、『中級読解日本語』、絵カード)など

4)配属先同僚及び活動対象者

連合会(センター)職員:事務(70代女性)・総務(50代男性)・経理(70代女性)
モデル校:校長(20代男性)、教師4名(教授歴0~30年)
※日本語での活動可。教師のうち3名は日本人。
ロンドリーナ地区日本語教師:18名(20-70代、N4-N1レベル、教授歴2~30年)
訪日研修経験者5名

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はポルトガル語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(資格同等の日本語教育の知識技能を有する事)
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:巡回指導及び教師育成のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】