2017年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(NS30917D17)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G254 文化
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ブラジル日本棋院

2)配属機関名(日本語)

ブラジル日本棋院
日系社会

3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1989年1月に、日本棋院理事長も務めた岩本薫九段本因坊が囲碁の海外普及のために建設した「ブラジル日本棋院」(会館)竣工とあわせ発足した。ブラジルでの囲碁普及を目的とした事業を行っており、現在ブラジル唯一の囲碁の組織となっており、日本棋院の中南米本部の役割も担っている。会員数は60名であるが、国籍不問で門戸を開き、会館を自由対局の場としている。全ブラジル囲碁選手権のほか、月例大会、リーグ戦などを会館で行っており、国際大会にも選手団を派遣している。2017年予算は約5万米国ドル。国際交流基金や日本棋院などからのプロ囲碁棋士の短期受入実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

囲碁は日系社会でも大変親しまれている日本文化の一つであり、現在ではブラジル人会員も増えてきている一方、日系人の囲碁人口は減少傾向にある。また学業や就業の都合により、自宅でも競技が可能なコンピュータ囲碁の普及もあり、会館で囲碁を打つ人数減少にもつながっている。このような背景から日系人を含むブラジル人、そして次世代を担う幼少年への囲碁普及を急務としている。会館では自由対局の場を毎日提供しているが、常駐の日本から派遣された普及員(JICAボランティア)と対局することによる技術向上と普及促進のための定期的な囲碁教室開催に協力を得たいとしてボランティアが要請された。この会館を活性化し、囲碁を楽しめる、日本文化発信の場として次世代に引き継ぐための協力が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.棋力別、幼少年向けの定期的な囲碁教室開催の企画、運営、実施(現在は開催されていない)
2.囲碁の普及や指導に関する教材の作成
3.会員(来館者)の対局相手(来館者数/日は約30名程度、対局室は最大100名対局可能)
4.配属先(会館)やブラジル各地で囲碁普及を目的としたイベントの企画、実施
※開催大会:全ブラジル大会(年1回、45-75名)、月例会(月1回、30-50名)、リーグ戦(隔月1回、25-35名)
※開館時間(対局室):火曜-日曜、13-19時

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

碁盤、碁石、日本棋院から送付される日本の囲碁関係の定期刊行物(週刊紙、月刊誌など)

4)配属先同僚及び活動対象者

・理事長:男性、60代、一世、アマ6段、日本語可
・常駐職員:男性1名、20代、アマ6段、日本語可
・会員(来館者):15-80代、日本のアマ5-6段、日本語8割、ポルトガル語2割(ただし囲碁教室ではポルトガル語での指導が必要。ブラジルでも囲碁用語は日本語)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はポルトガル語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(囲碁アマの強い6段以上)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・大会出場経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※NJVでも要請中。