2017年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL02717D03)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

ダナン大学外国語大学

3)任地( ダナン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は英語、ロシア語、中国語、フランス語等8つの学部があり、教員数は約240名、学生数は約5800名。年間予算は約8,900万円。日本語教育は、2003年に設置された日本語・韓国語・タイ語学部日本語学科で行われている。授業は月から土曜日に行われており、学年によっては午前・午後の2シフト制となっている。この他にも、英語・中国語学部等の第二外国語としての日本語教育も夜間に実施している。これまでJICAボランティア派遣(SV、JV)のほか、国際交流基金や民間企業からの支援を受けた実績がある。前任SVは2016年3月より、JVは2017年3月より活動中。韓国やタイからボランティアも受け入れている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先には、2005年よりJV、2007年にはSV派遣が開始され、過去JVが4名、SVが4名派遣され、授業など学生への直接指導、カリキュラム改善、若手教師養成・能力向上、教科書作成などへ支援が継続され、その効果も現れてきた。配属先としては将来的な自立への意識を持ってはいるが、留学や妊娠などによる教師の不足、経験の浅い教師の日本語能力・教授能力、学生の能力に合致しない学習内容といった点に課題を抱えている。学部長や学科長と共に、Team Teachingや授業見学のフィードバック、勉強会等を開催するなどして若い教員の育成、初中級レベルの学生に対する指導に取り組んでいる状況であるが、大学側はこれらの方法の定着を強く望んでおり、引き続き協力要請となった。現在4代目のSVは、EメールやYoutubeを取り入れた指導や若手教師の勉強会や個別助言を行い、教材・シラバス見直しやイベント運営を支援している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として、学部長、同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1. 同僚とともに授業を担当し、学生への直接指導を行う(会話・作文・発音等)。
2. 担当クラスの教材・シラバスの改善、およびその使い方の指導。
3. 若手教師の教授能力向上と日本語能力向上への支援(勉強会、授業見学、Team Teachingを行う中で支援する)。
4. その他学科運営への支援(日本語スピーチコンテストに参加する学生の指導や配属先が関わる各種イベントへの支援など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

主な使用教材:1年生『みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ』、2年生『テーマ別中級から学ぶ日本語』、3年生『テーマ別上級で学ぶ日本語』、4年生『日本文学史』『通訳』『文法論』『語彙論』等大学独自で開発した教材を使用

4)配属先同僚及び活動対象者

・学部長(男性/30代/経験約12年/日本で博士号を取得))
・日本語学科長(女性/30代/経験約10年/日本で修士号を取得)
・ベトナム人教師12名(女性10名、男性2名/うち6名は日本留学中/20-30代/経験1-10年程度)
・日本語学科の学生数約400名(4学年)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(資格同等の日本語教育の知識技能を有する事)
    (日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスを図るため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教材やシラバスの改善支援のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】