2017年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL02717D04)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

フエ大学外国語大学

3)任地( トゥアティエンフエ省フエ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、英語、フランス語、ロシア語、中国語、韓国語等9つの学部があり、教員数は約220名、学生数は約4000名。年間予算は約8,000万円。日本語教育は、2006年に設置された日本語日本文化学部で行われている。授業は月から金曜日に行われており、学年によっては午前・午後の2シフト制となっている。この他にも、英語学部、中国語学部等の第二外国語としての日本語教育も実施している。これまでJICAボランティア派遣(SV、JV)のほか、国際交流基金や民間企業から図書寄贈などの支援を受けた実績がある。前任SVは2016年2月より活動中である。JVの任期は2017年6月末までであるが、後任を募集中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先には、2007年の短期シニア海外ボランティア(SV)派遣よりJICAボランティアによる支援が開始され、以降、長期・短期SVおよび青年海外協力隊(JV)が派遣され、授業など学生への直接指導、教材作成、カリキュラムの改定、教師への指導など日本語教育の基盤整備に協力をしてきた。配属先としても、学部の充実とレベル向上のため、学生の増加に合わせた教師の新規採用や経験のある教師の修士・博士号取得のための留学などの取組を実施してきた。しかし、学部では、教師の多くが日本へ留学していることにより経験のあるベトナム人教師の不足し、加えて2017年度より新カリキュラム導入を行った状況である。そこで、学生への直接指導および初中級レベルの教師への指導ができ、新カリキュラムへの支援ができるボランティアが引き続き求められている。前任SVは、技能別授業間の連携に対して支援も行っている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として、学部長、同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1. 学生への直接指導(会話・作文・発音等)
2. 教師の教授力向上への支援(授業見学、アドバイス、指導、勉強会等)
3. 教材・副教材作成の支援
4. カリキュラムやシラバス改善への助言
5. その他学科運営への支援(補助教材作成支援、日本語スピーチコンテストに参加する学生の指導や運営支援など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、コピー機、スキャナー、プロジェクター、ビデオカメラ、ICレコーダー利用可能。『みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ』『中級へ行こう』『中級から学ぶ日本語』『ニューアプローチ中上級』、他各種書籍・資料有

4)配属先同僚及び活動対象者

学部長(女性/40代/経験約20年/日本で博士号を取得)
副学部長(女性/30代/経験約10年/日本で修士号を取得)
ベトナム人教師18名(女性16名、男性2名/うち6名は日本留学中/20-30代/経験2-10年程度)
学部学生数約600名(4学年)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(資格同等の日本語教育の知識技能を有する事)
    (日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスを図るため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:カリキュラム支援が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】