要請番号(SL04523D03)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
エネルギー省
2)配属機関名(日本語)
第4火力発電所
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モンゴルでは、近年の著しい経済成長に伴い電力需要が増加しているが、配属先はモンゴル国内の中央電力システムの約6割の電力を供給している重要な発電所である。1992年の運転開始から2期にわたり無償資金協力が実施され、ボイラーの直接燃焼方式への転換、自動制御システムや付帯設備の改修等を経て首都圏へ電力の安定供給に貢献している。JICAはこれまでに無償資金協力に加えて、円借款、長期専門家、シニア海外ボランティアを派遣し、環境保全対策、運転保守管理・助言等、総額200億円に及ぶ支援を行ってきた配属先である。年間予算は12億円程度。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先の設備容量は772MW、設備熱容量は1373Gcal/hであり、首都圏の電力消費量の約58.7%、ウランバートル市の熱エネルギーの約54.8%を供給している。しかしながら炉は故障による停止が多発しており、同発電所の運転技術者はその要因を特定して炉の運転、焼成等の分析から問題解決に取り組んでいる。故障要因の一つとして挙げられているタービン金属部品・炉の加熱面パイプラインの耐用年数の評価分析が喫緊の課題となっており、非破壊検査、金属微細構造分析に通じる人材派遣が求められ要請が挙がった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1.非破壊検査によるタービン金属部品・炉の加熱面パイプラインの品質評価の分析を行う。
2.炉の加熱面パイプライン、蒸気パイプライン、給水パイプラインの金属微細構造の分析を行う。
3.非破壊検査手法を用いて炉の保守管理への助言を行う。
4.その他配属先が期待する活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務室、机、椅子、PC、超音波装置、X線、顕微鏡等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:研究開発部門責任者58歳男性(35年経験あり)、34名の同僚スタッフ(非破壊検査技術者、溶接技術者等)
活動対象者:同発電施設の従業員1400人程度
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学力水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:備考:配属先要請に基づくため
[参考情報]:
・非破壊検査関連分野での実務経験が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)