要請番号(SL12420C01)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育省
2)配属機関名(日本語)
パプアニューギニア大学人文社会学部
3)任地( ポートモレスビー ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は同国最大の国立総合大学で、人文社会、経営、法、自然物理、医学保健の計5学部からなる。学生数約4,000人、教職員数約200人。オーストラリアを中心として、各国から施設整備や講師派遣など多くの援助受け入れ実績がある。日本に留学経験がある教員も多く、イベント時に協力が得られた実績がある。言語学科では日本語、フランス語、インドネシア語の外国語講座があり、中国語講座開設の動きもある。1980年代に日本が機器を整備した教室があり、日本語授業などにその優先使用権が与えられている。2019年10月末現在、日本語教師のSVが活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学には約20年にわたり日本語教師のJV、SVが派遣されている。同隊員が運営する日本語コースの成績優良者は、日本の大学との交換留学生の対象となっている。また同大学から、日本の大学・大学院などへの進学を希望する学生や日系企業での就職を希望する学生の人材育成も求められており、現地職員育成を前提に日本語のみならず文化・社会のプログラムを構築するため要請に至った。同大学に派遣されている、日本語教育の隊員と連携しながら日本との橋渡しをすることも行う。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
学部長と協議しながら、下記の日本関係の講座を運営する。
1. 講師として「日本概論と日本語コース」の中で、日本の言語・社会・文化・経済の講座・評価を実施
(週12コマ程度、1コマ60分)
2. 年間計画及びカリキュラムの編成と教材の整備
3. 早稲田大学と琉球大学への交換留学制度に関する支援、日本の大学院進学希望者への支援
4. 現地人の日本語講師育成に協力する(日本の大学院で日本語教育修士を取得させる目標で、3年生を指導中)
5. 同学部の日本語教師隊員と連携し、日本語コンテスト、日本映画上映などを通じた日本の紹介
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
モノクロレーザープリンター、プロジェクター(教室付属)、スクリーン、CDラジカセ、日本語教材(『げんき』、『げんきワークブック』、ひらがなカード、ひらがなカルタなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
人文社会学部長(50代、女性)
言語学科長(60代、男性)
CPは非常勤講師(20代、女性、日本への留学経験あり)
【活動対象者】
人文社会学部学生(主に言語学科) 履修者約30名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(社会科系))
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:(大卒)人文科学 備考:同僚の教育水準と同等のため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:専門的な知識と経験が必要
[参考情報]:
・日本語教師資格(取得予定)があれば尚良
・留学支援の経験があれば尚良
任地での乗物利用の必要性
四輪自動車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
治安上の理由で自家用車の準備と運転が必要。現地で中古車を購入する場合の他に日本で購入後、輸送する場合などの方法があり、車両購入費、船積前査定料、輸送費に加え、それとは別に通関料等30~40万円必要。