要請番号(SL32421C01)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
ミシオネス県庁企画総局
3)任地( ミシオネス県サン・ファン・バウティスタ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国南部に位置する同県は、人口約20万人、10市から構成され、牧畜業を主産業とする。牧畜の他、世界有数の規模を誇る当国とアルゼンチンを跨ぐヤシレタ二国間ダム発電所が隣接し、同ダムの水源等を活用した稲作生産も盛んで、全国の50%の生産量を誇る。配属先は、80名の職員、年間予算は交付金等を含めて約11,000千ドル(2020年)。他方、政府統計では、失業率及び貧困人口率の指標は全国平均を下回っており他の社会指標も低い県である。同県庁は2018年~23年の持続的開発5か年計画を策定し、収入源と雇用の多様化及び観光業を主とした地域総合開発に取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICAは同県において円借款事業「地方道路整備」を実施した他、現在、開発調査「ヤシレタダム隣接地域総合開発調査プロジェクト」を実施中である。各種社会サービスへのアクセス改善やダム水源を活用した稲作振興、畜産を含むバリューチェーン開発などを支援しているが、これに加え、同県が推進するイエズス会伝道による17世紀の修道院や教会等の文化遺産、主要河川を利用したビーチ施設、パラナ川流域でのフィッシングなどの潜在的な観光資源の発掘と有効活用による観光ルートの開発と、ミシオネス県のブランディング化による観光客誘致、雇用創出、地産地消の支援にかかる協力要請があり、ボランティア派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同県の持続的開発計画(観光開発分野)のアクションプランのレビューを行う。
2. 観光産業の現状把握と分析を行う。
3. 既存資源および潜在的資源(民芸品、お祭り、料理、アグロ・エコツーリズム、歴史)の特定及びインベントリーの作成支援を行う。
4. 一村一品コンセプトの紹介と普及を支援する。
5. 生産者、サービス提供者などアクター、雇用機会の創造の提案を支援する。
6. 観光ルート開発のための助言、提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所内共用事務用品(机、椅子、PC、プリンタ等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先関係者:
・県庁企画局長:50代 男性
・県庁他関連局職員 30代 男性 30代 女性
活動対象者:
・同県内市役所観光振興担当者 10名程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:活動上必要
[参考情報]:
・観光業での実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・一村一品運動及びオンパク、道の駅など、地域産業振興、村おこし、観光開発分野での経験を有する方を強く希望する。
・ミシオネス県総合開発に向け、県内複数市にボランティアを派遣予定。連携した活動を行う。
・COVID-19の影響により、今後、活動内容が変更される可能性有。変更時には配属先と相談しながら、活動を展開していく。