2017年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL46917D01)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学研究・幹部養成省

2)配属機関名(日本語)

カディ・アヤド大学人文科学部

3)任地( マラケッシュ県マラケッシュ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

全国に15校ある国立総合大学の中の一校。5学部と高等師範学校等の3高等教育機関で構成され、学生数は約62,000人。講義はフランス語とアラビア語で行われている。同大学内の応用科学大学にてネットワーク・通信工学のシニア海外ボランティア(SV)が、水・エネルギー研究センターで下水道学SVが活動している。人文科学部では約17,000人が8つの学科(アラブ文学、仏文学、英文学、歴史、地理、イスラム学、哲学、社会学)及び複数の修士課程(観光、環境、歴史等)、博士課程で学んでいる。2014年から日本語教育SVが派遣され、現在2代目のSVが活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

人文科学部には日本に高い関心を持つ学生が多いため、同学部より日本語教育を通じて日本の歴史や文化を学びたいとの要請があり、2014年よりボランティア派遣が開始された。現在日本語は、同学部の応用外国語コース英語・英文学部門の修士課程の選択必修科目となっている。また、学内の日本語学習希望者の強い要請により、公開講座として開講されている。当公開講座は大学公認の日本愛好家クラブと協力して開いている。
なお、モロッコ国内では他に3大学にて約15年前よりJICAの日本語教師ボランティアが日本語の公開講座を運営している他、複数の私立の語学学校でも日本語教室が開かれている。これら他の日本語教師らが協力し、日本語スピーチコンテストや日本語能力試験等のイベントが実施されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアは以下の活動を行う。
1.英語・英文学部門、応用外国語コースにおける日本語必修科目講座の実施
2.学内日本語公開講座の実施
3.同大学系列校における「日本クラブ」の側面支援
4.日本語教育関連の行事の企画、運営、実施
また、学習者支援として以下も検討し協力する。
モロッコ全土の日本語教師が協力し実施している、日本語能力試験、日本語スピーチコンテストの実施協力

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語専用教室、執務室、パソコン、プリンター等

4)配属先同僚及び活動対象者

人文科学部長(男性/地理博士)
人文科学部事務部長(女性)
英語・英文学部門修士課程担当教授(女性/英語博士)

日本語講座受講生
約180名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)
    (資格同等の日本語教育の知識技能を有する事)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学での講座を担当するため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:講座の運営を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動使用言語は英語およびフランス語である。計画・相談・実施の実行力を要する。他日本語教師らと協力して実施するイベントが多いため協調性を要する。一緒に教える教員はいない.