要請番号(JL00618A02)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会事業省
2)配属機関名(日本語)
国立ソロ身体障害者社会リハビリテーションセンター
3)任地( 中部ジャワ州スラカルタ市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1946年に設立され、身体障害者に対して、18職種(手工芸、洋裁、美容等)の技能訓練を行っている。年間利用者数は240人。年間予算は約2億円。1994年から1997年にJICA技術協力プロジェクト「ソロ身体障害者リハビリテーションセンター」が実施され、職業評価指導、コンピューター、縫製分野で支援が行われた。また、1990年から1992年まで、美術の青年海外協力隊員(JV)、2004年から2006年まで、技師装具士のシニア海外ボランティア(SV)の受入実績がある。JICA以外の支援実績は、2006-2008年に、フランスNGOのハンディキャップ・インターナショナルから技師装具の指導を受けていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
1994年から1997年まで実施されたJICA技術協力プロジェクト「ソロ身体障害者リハビリテーションセンター」の評価調査結果において、「身体障害者の就職に対する社会的な理解の低さや就職機会を制約するような企業側の方針」が挙げられていた。
現在も、利用者が配属先で技術を習得しても、雇用や自立(自営)には結びつかない場合も多く、訓練終了後の利用者の雇用機会を拡大することが必要となっている。配属先では、利用者の自立につながる職業リハビリテーションプログラムの策定、就職支援、企業への啓発活動が必要であることから、JVの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と協議の上、下記に関する指導、提言、支援が期待されている。
1. 同僚と共に、適切な利用者の情報収集を行い、職業リハビリテーションプログラムの策定支援。
2. 個々の利用者の能力を引き出し、自立支援及び雇用促進を重視した就職支援の実施。
3. 日本の事例等を同僚と共有し、利用者に対して、個々の就労意識の評価、職業相談、訓練前から訓練中のフォロアップ、職種紹介等を通じた就労支援。
4. 同僚と共に、企業訪問を通じて、障害者雇用の拡大を目指し、就労体験(現場実習)の受入先開拓や支援組織・団体ネットワークの形成支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
技能訓練に必要な機材。机、椅子。
4)配属先同僚及び活動対象者
対象者 : リハビリテーションセンター施設利用者(17-35歳の男女)
配属先同僚 : ソーシャルワーカー 男性2名 / 女性2名 (40-50代 / 学士から修士)
その他ソーシャルワーカー 59名(男性18名/女性41名 / 高卒から修士)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの問題により、他国の同隊次より赴任時期が遅れる。インドネシア政府の方針で、自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者にはボランティアとしての査証が発行されないため、応募不可。