要請番号(JL00618A03)
募集終了

・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
南スラウェシ州教育局
3)任地( 南スラウェシ州マカッサル市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国では、地方分権が進んでおり、各州毎に初等、中等、職業訓練等の教育に関する施策を策定している。配属先の年間予算は1億4,000万円。配属先は、州内の特別支援教育分野では、中心都市マカッサル市にある州立ブルロケン特別支援学校及び州立プンビナ特別支援学校の2校を管轄している。
ブルロケン特別支援学校は、生徒数約160名(小学校約100名、中学校約30名、高等学校約30名)
同校の生徒は一部貧困層の健常児も含まれている。
プンビナ特別支援学校は、生徒数約250名(小学校約140名、中学校約60名、高等学校約50名)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
州内にはブルロケン特別支援学校及び州立プンビナ特別支援学校の2校があり、(1) 視覚障害児、(2) 聴覚障害児、(3) 知的障害児、(4) 身体障害児の4つのカテゴリーの障害児及び自閉症児を受け入れている。
これらの2つの学校では、作業療法を活用した障害児支援に取り組んでいるが、作業療法士及び教員は、器具を利用したリハビリテーションの知識が不足している。
このため、個々の障害児に対して、具体的に、どのようなリハビリテーション効果が期待できるかを学び、かつ一緒に実践できる十分な知見と経験を有した人材が必要であることから、青年海外協力隊員(JV)の要請に至った。
(同配属先からは、本要請の他、音楽及び自動車整備JVも要請されている。)
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先と協議の上、州立ブルロケン特別支援学校及び州立プンビナ特別支援学校の2校を中心に、下記に関する指導、提言、支援が期待されている。
1. 活動先同僚と共に生徒の情報収集を行い、適切な作業療法プログラムの策定支援。
2. 活動先同僚に対し、個々の生徒の課題別対処法の助言。
3. 各校の既存器具を利用した作業療法を確認し、更なる活用の促進。
4. 活動先同僚に対し、新しい器具を紹介し、実際に器具の作成支援。
5. 各校の教員を対象に作業療法に関する講習会を開催し、教員の対処能力向上を支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ペグボード、誘導器等の作業療法器具の有無は確認中。平行棒、ボール、マット、トランポリン等
4)配属先同僚及び活動対象者
活動先同僚: ブルロケン特別支援学校 4名 作業療法士
プンビナ特別支援学校 1名 作業療法士
活動対象者: ブルロケン特別支援学校 40名 小・中・高/知的・身体障害児
プンビナ特別支援学校 16名 小・中・高/知的・身体障害児
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの問題により、他国の同隊次より赴任時期が遅れる。インドネシア政府の方針で、自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者にはボランティアとしての査証が発行されないため、応募不可。