【配属機関概要】

3）任地（ 南スラウェシ州マカッサル市 ） JICA事務所の所在地（ ジャカルタ首都特別州 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 3.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

観光業従事者の育成を目的として、1992年に設立された国立観光高等専門学校。
3年制の調理科、レストラン科、ホテル宿泊科、旅行科、コンベンション・イベント経営科と、4年生の観光科、ホテル経営科がある。
調理経営科の学生は英語学習が必須で、必修第二外国語は仏語である。
選択外国語としての日本語の授業も行われている。
総学生数約500名、教職員数約80名。調理経営科の学生数は約100名。学校の年間年間予算は約2億8千万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先は、観光開発の潜在的可能性が高い南スラウェシ州の州都マカッサル市において、観光産業に従事する人材の育成を担っており、卒業後、ホテルやレストランへの就職を目指す学生に対し、日本料理を含む料理全般の知識と基本的技能習得の機会を提供している。
これまで4代に渡って青年海外協力隊(JV)を派遣してきたが、日本料理の応用知識や日本文化理解、衛生管理意識の浸透に、引き続き青年海外協力隊による協力が必要とされていることから、要請が提出された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚教師と協力し、下記の活動を通じて、学生と教師の技術・知識向上を支援することが期待されている。
1. 調理科講師に対し、日本料理の知識や技能、指導技術向上を支援。
2. 同僚講師と共に、調理科の学生に対し、日本料理の講義・実習の実施。
3. 日本料理提供の際のサービスや日本文化についての指導・情報提供。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

調理実習室、各種調理器具、教室

4）配属先同僚及び活動対象者

・同僚講師 5名(男性4名、女性1名 : 30-50代、専門学校卒)
・カウンターパート 2名 (男性、観光経営学習プログラム主任 / 女性、日本料理講師)
・食品衛生管理学習プログラム学生 (120-150名、18-22歳)
・ホテル経営学習プログラム学生 (240名、18-22歳)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・学歴は調理関連コース・学科等であること

【地域概況】

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの問題により、他国の同隊次より赴任時期が遅れる。インドネシア政府の方針で、自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者にはボランティアとしての査証が発行されないため、応募不可。