要請番号(JL00619B02)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境林業省
2)配属機関名(日本語)
北スマトラ州メダン市環境局
3)任地( 北スマトラ州メダン市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、人口210万の大都市で環境問題が深刻とされる北スマトラ州の州都メダン市の環境局。市の環境行政全般を担う機関であり、市内での環境関連事業の調整・実施、環境管理の実施、環境に関する技術的ガイドライン作成、下部機関の環境への取組に対するモニタリング・評価等を実施している。年間予算約8千万円。4部署総職員数68名の規模。なお、メダン市は、JICA草の根技術協力事業により、北九州市の支援を受け、2014~2016年に「メダン市における廃棄物管理改善事業」、2017年から「北スマトラ州デリ川流域の水環境改善のための環境教育推進事業」にも取り組むなど環境改善に向け、日本の支援を得ている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メダン市は昨今の調査により、インドネシアで最も環境汚染が深刻な都市とされるなど、環境問題への取組が急務となっている。その背景もあり、北スマトラ州政府は、メダン市を中心とする周辺県を含めた地域における環境教育を強化する方針を打ち出している。特に学校における環境教育については、今後の環境政策を創造する場と位置付けて重視しており、その方針に基づきメダン市から環境教育分野の隊員要請が提出された。メダン市は、インドネシア環境林業省による、環境保全への取組が優秀な学校を表彰するADIWIYATA(アディウィヤタ)プログラムに取組んでおり、市内約6割の学校で実践されているが、今後その質の向上が求められる状態。一方、廃棄物の削減のためには、一般家庭におけるゴミの削減に対する啓発の重要性も指摘しており、隊員には主にそれらの活動に対する支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 市内の学校を巡回し、児童・生徒や教員に対して3Rを中心とした環境教育を実施する。
2. 地域住民に対し、家庭ごみ/排水の削減を目的とした環境教育を実施する。
3. 上記1.2.の活動を効果的に行うための環境教育ツールの作成を支援する。
なお、北スマトラ州環境局(事務所はメダン市内)、及びメダン市隣接県となるデリセルダン県からも環境教育隊員の要請が提出されており、隊員間の協力関係の下に実施する活動も生じる可能性あり。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンポスター、PC、プリンター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
コミュニティ開発・情報ネットワーク担当職員:40代 男性 大学卒
他環境教育関連職員3名
活動対象者:
巡回先学校生徒・教師、地域住民
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:配属先の意向
[学歴]:(大卒) 備考:配属先同僚とのバランス
[経験]:(指導経験) 備考:単独での活動も見込まれるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。