要請番号(JL00619B19)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
ロンボク観光高等専門学校
3)任地( 西ヌサテンガラ州ロンボク県プラヤ市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
第二のバリと呼ばれるロンボク島は、バリ島の東隣に位置する人口270万人の島である。農業と牧畜が盛んな島で、近年は世界中からサーファーを集める。隊員が派遣されるロンボク観光高等専門学校は、全国に6つある観光専門学校の一つ。観光業は現ジョコウィ政権が進める国家開発計画で策定された、インドネシア経済の牽引力となる主要セクターであり、地方都市の経済発展に資すると期待されている。ロンボク観光高等専門学校には日本語学科と料理学科があり、全校で学生840名が学ぶ。学生の9割はロンボク島出身。男女比は半々である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
若年層人口の増加により、インドネシア国内の教育機関はいずれも受入学生数の増加を図っている。ロンボク観光高等専門学校も例外ではなく、新設校ではあるが学生数が年々増加しており、質の高い教育を提供できる教員不足に悩んでいる。また、全土にある観光高等専門学校で唯一、ハウスキーピング部門とホテル業において日本におけるインターンシップを実施しており、今後日本との連携を深めたいという希望がある。現在はアジア料理の教員が1名いるが、日本料理が指導できる教員はゼロ。学生の国内外でのより良い就職につなげるため、日本料理が指導できる教員が必要とされており、今回の隊員要請に至った。2019年中に校内に実習用のホテルとレストランをオープンさせる予定であり、ロンボク人に和食の良さを伝えることも期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と協議し、料理学科において以下の活動を行う。
1.日本料理の作成指導・授業の補佐。
2.学生やロンボク地域への和食紹介
3.調味料や緑茶等、料理学科教員の知識向上につながる活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習用キッチンと料理道具 (和食用食器等は不備)。車で45分の距離にあるマタラム市で食材購入可能。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:30名(インドネシア料理、洋食、飲料等)
活動対象者:料理学科の学生は全校で650名。大多数の学生は19歳。
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:当国での受け入れに必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:授業実施に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。