要請番号(JL00619B26)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会事業省
2)配属機関名(日本語)
国立チウンワナラ知的障害者リハビリテーションセンター
3)任地( 西ジャワ州ボゴール県チビノン ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立の知的障害者リハビリテーションセンターで、約50名の知的障害者が利用している(全寮制)。利用者の年齢は15歳~35歳。うちIQ50-70(軽度)の知的障害者が60%、IQ30-50(中から重度)が40%を占めている。軽度の知的障害者に対しては、手工芸、絵画、音楽、体育やボーイ(ガール)スカウト等の活動を行い、また簡単な計算等の練習をしている。中~重度の障害者に対しては、日常生活スキルを身につけるための訓練をしている。直近では2016-2018年に障害児・者支援の海外協力隊員を受け入れている。年間予算は約600,000米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同施設では、入所者の生活的自立を目標としてのリハビリテーション訓練を行っているが、入所者に対する支援の質の向上が大きな課題となっている。2015年~2017年に障害児・者支援の海外協力隊が派遣され、独自の知見を活かし、折り紙やダンス、体育指導などを通して、入所者の情操教育を行ったほか、同僚の指導法にも良い影響を与えた。この経験から、今回も同施設から海外協力隊のそれぞれの経験や知見を活かした活動に期待し、再度要請が上がった。昨今、この施設ではスポーツや絵画などの作業を通したリハビリテーション活動が行われていることから、今回は障害者支援経験の他に、主に美術やスポーツの心得がある人物が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
センター内の社会リハビリテーション課に所属し、以下の活動を行う事が期待されている。
1. 知的障害のある入所者に対し、簡単に取り組める新しいスポーツや美術などを紹介し、指導する。
2. 入所者の日常生活の自立や、基本的生活動作の習得、作業能力の向上につながるような助言や支援を行う。
3. 施設の同僚が適切な個別支援や、計画策定、個別評価を行えるよう支援する。
スポーツ指導は週1回1時間程度、美術指導は週2回1時間ずつを予定
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、Wifi,スポーツ用具、音楽用備品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ソーシャルワーカー3名 (30代~50代女性3名)
活動対象者: 15歳~35歳の入所者 約50名
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導者への指導が必要
[参考情報]:
・美術とスポーツに知見のある人物が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。