要請番号(JL00619B37)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
バンドン観光高等専門学校
3)任地( 西ジャワ州バンドン市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
観光省は観光産業に従事する人材を育成するための観光高等専門学校を国内4か所に有しており、配属先はそのうちの1校である。配属先には、観光、ホテル、旅行の3つの学科があり、その下にホテル管理、宿泊、飲食、調理、コンベンションビジネス、旅行ビジネス、観光地、観光ビジネスなどのプログラムがある。学生数は全体で約600名。学校の年間予算は約5億円。1996年以降、日本語教育と料理の青年海外協力隊計11名の派遣実績があり、直近では2019年1月まで料理隊員が活動していた。その他にも、アメリカやイギリスからのボランティア受入実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、1995年から2004年まで4名の青年海外協力隊員が派遣され、観光・飲食産業での就職を目指す学生たちに日本料理に関する指導を行ってきた。隊員による支援が一旦終了した後は、基本的に現地教師のみで日本料理の指導を行ってきたが(時折外部講師による授業も実施されている)、約10年以上が経過し、現地教師の技術や知識の更新が課題となっている。これに伴い、当時の隊員の協力によって作成された教材の見直し等にも迫られており、改めて隊員による支援が必要として、要請が提出された。なお、2019年1月まで活動していた料理隊員は、実際の調理の指導ではなく、レストランのマネージメントについての指導に従事していたため、本案件の前任対象では無い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教師と協力し、下記の活動を通じて、学生と教師の技術・知識向上を支援することが期待されている。
1. 学生に対して、日本料理及び調理に関する指導。
2. 現地教師の実施する日本料理に関する理論、実習授業の支援。
3. 現在の日本料理に関する教材やカリキュラムの見直しや改訂の支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
調理実習用キッチン、基本的な調理用具一式、共用パソコン(IMAC)、インターネット、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
隊員はフード・プロダクション・マネージメント課に配属予定。
同僚6名 (男性3名、女性3名、40-50代、修士号保持者)
フード・プロダクション専攻学生 6クラス 約 180名 (19-21歳)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:(男性) 備考:配属先のジェンダーバランス
[学歴]:(専門学校卒) 備考:当国での受け入れに必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な内容の指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。