2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00622A08)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・研究・技術省

2)配属機関名(日本語)

国立ガジャマダ大学職業訓練学部

3)任地( ジョグジャカルタ特別州ジョグジャカルタ市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1949年設立で、医学、理学、工学、法学、文学部などの18学部がある総合大学。2009年に文学部の日本語学科から分かれて、4年生学士コースである職業訓練学部内の外国語学科に日本語履修プログラムが開設された。履修学生数は約100名。外部のホテル・観光業種の人材も日本語科目履修生として数名履修している。臨時講師を含めた日本語教師は6名。給与を除く年間予算は約100万円。同大学の文学部日本語学科には、2009年まで国際交流基金の専門家が派遣されていたが、現在は派遣されていない。2022年現在、オンライン授業のみで運営されているが、順次教室での対面授業に切り替わる予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

これまで3学年の間で初級日本語を習得するカリキュラムであった職業訓練学部の日本語履修プログラムは、新たに就職後に使える実践的な日本語の習得を目指したモジュール授業(単元毎に用法や語彙習得が完結する授業)の導入を試みるために、日本留学経験者の主任教員が2021年に雇用された。同僚教員の日本語教授経験は10年以上であり授業活動は問題ないが、N3レベルの習得を学生に課すには授業評価の振り返りが必要であり、履修項目別のカリキュラム改善について、実務経験のある協力隊員の支援が要請された。協力隊員には、学生の日本語能力向上に加え、卒業生が日本語を使う職業に就くための戦略的カリキュラム改定への支援も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

授業は1コマ100分、担当コマ数は相談の上決定する。授業は月~金に実施。1クラス25~30名。
1.職業訓練日本語に適したカリキュラム開発や教材選定をサポートする。
2.職業訓練日本語のモジュール授業適用に関する教授法について勉強会を実施し、現地講師の能力向上を支援します。
3.学生の論文、翻訳文、作文等を助言する。
4.日本文化祭などを通しての日本文化を紹介する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

『みんなの日本語初級~中級』、その他教員が探してきた教材。パソコン、視聴覚機材。
『まるごと』、執務机、プリンタ、書道道具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:6名(女性4名、男性2名)、N3~N2、経験5~15年、20~40代。
主任教員:20代女性、日本へ留学し2020年N1及び日本語教育の博士号取得
活動対象者:1~4年生、男女約100名。

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学で教えるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教師への指導が含まれるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。