要請番号(JL00622A22)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会事業省
2)配属機関名(日本語)
国立ソロ障害者社会リハビリテーションセンター
3)任地( 中部ジャワ州スラカルタ市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1946年、戦争で身体的障害を負った人々を対象とした職業訓練施設として設立された。2021年までは、年平均240名に18職種(手工芸、洋裁、美容等)の技能訓練が行われた。年間予算は約2億円で職員数は約120名。2022年2月に聴覚・視覚・肢体・精神・発達障害など、全ての障害者に対する支援の実施機関となった。1990年代にJICA技術協力プロジェクトにより、職業評価指導、コンピューター、縫製分野で支援が行われた。また、1990年美術、2004年技師装具士の協力隊員が活動した。2006-2008年にフランスNGOから技師装具製作技術の指導を受けていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
施設利用者の一部の希望者に対して、鞄、財布、アクセサリー、卵の殻を利用したモザイク貼り絵アート作成等の訓練を実施しており、手工芸は重要な職業訓練の一つとなっている。しかし、現在、訓練で制作指導している手工芸品は、伝統的なものが多く、一般市場で販売されているものとの差別化が図られておらず、競争力も低いことが問題である。利用者の生計(収入)向上に繋がる製品の制作技術の習得を提供することを課題に掲げている。これまで製作指導してきた手工芸品にとらわれず、地域の資源を活用した創造性の高い手工芸品、お土産品製作技術を提案できる協力隊員の支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 地域の資源を利用した創造性の高い新しい製品開発のための市場や地域資源に関する調査。
2. 同僚となる職業指導員と協力し、新しい手工芸品作成を含めた授業計画の作成及び授業の実施。
3. 利用者が高付加価値の手工芸品を制作できるように、自身の得意分野を活かした技術の助言。
4. 職業指導員とともに、既存製品のデザイン改善や品質向上サポート。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン、はさみ、ナイフ等手工芸に必要な基本道具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚 : 職業指導員
1. 女性 (高卒/50代) 2. 男性(学士/30代)
3. 女性 (学士/30代)
対象者 : リハビリテーションセンター施設利用者(17-35歳の男女)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が必要
[参考情報]:
・障害者を対象にした活動経験は役立ちます。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシアの査証手続きの都合上、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。同配属先にはソーシャルワーカー隊員も派遣される予定です。