要請番号(JL00623A08)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・研究・技術省
2)配属機関名(日本語)
ジョグジャカルタ大学
3)任地( ジョグジャカルタ特別州ジョグジャカルタ市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1964年に創立され、教育学、理学、工学、社会学、文学、経済学部などの7学部がある総合大学。うち要請元のスポーツ健康科学学部は、Gadjamada大学に1951年よりあった体育教員養成学部からジョグジャカルタ大学に移り、現在はスポーツ科学、スポーツ教育学、小学校体育学、スポーツコーチ学の4学科で構成されている。学生はスポーツに関する理論と実践を学び、卒業後にスポーツビジネスや体育教育に携わる。学生数は約1200名、教員は111名。要請元の小学校体育教育学科は体育教員を要請するためのコースである。外国からの援助は入っていない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
インドネシアの義務教育教科のうち、体育・音楽・美術等の情操教育は競争社会心理において優先の教科ではなく、理数科等の主要教科のように力を入れる教育現場が少ない。配属先では、経済発展したインドネシアの次の課題は健康科学の推進であるとしている。そこで小学校体育教育学科では、日本で博士号を取得した留学経験者の准教授がリーダーとなり、日本の体育教科のうち特に運動会を普及させたいと考えている。次世代の健康に対する意識の醸成と、チームワークからくるスポーツ全般がもたらす健康社会の実現に効果があるとして、協力隊員の支援を得て普及活動を実施するために要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.小学校体育教育学専攻の学生に、日本の義務教育で行われている運動会の概念と、各競技をデモンストレーションによって指導する。
2.デモンストレーションする各競技の指導内容に基づいて、モデル校にて運動会を実施する。
3.経年的にデータが取れるよう、義務教育現場における体力測定に関する授業を実施し、学部卒業生の教員からデータを集積する手立てを講じる。(目的は、データ提示により健康教育の重要性を教育省へ認識させ、体育教科の普及・定着に向た活動材料とするような活動を想定している)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
モデル校候補は地域の小中高校多数。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学科主任、30代男性、教育学博士
活動対象者:各学科の学部生より選抜の50名程度、男女教職課程コース選択者
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学で教えるため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。