要請番号(JL00623A25)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
マカッサル職業訓練センター
3)任地( 南スラウェシ州マカッサル市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
労働省は、特に若年層の失業率が高い国内事情に鑑み、未就労者への職業訓練を通した失業率の減を目的として全国21箇所に職業訓練センターを設けている。訓練生に対して様々な職業訓練を無料で提供する他、制服や昼食も無償支給し、就職支援も実施している。配属先は南スラウェシ州の州都マカッサル市の訓練センターで、敷地4.5ヘクタールを有し、講師数は97名、年間予算は6億3千万円程度。自動車整備、溶接、機械工学、電子工学、建築、IT、ビジネス管理、縫製、美容等12のコースを設けている。2022年度の訓練生数は約1200名。本要請の自動車整備隊員は自動車整備部門への配属となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の自動車整備部門は、自動車・二輪車整備のみならず、板金や塗装も含め充実した教育設備、機材を有しており、年間約320名の訓練生に対して訓練を提供している(訓練コースの期間は1回あたり1.5か月間)。講師陣もこの施設・設備を利用して、途上国としては概ね質の高い訓練を運営しているが、更なる改善を進めるためには外部人材による助言が必要と考えており、協力隊員による支援が要請された。特に現在の講師陣は、オートマティックトランスミッション及びディーゼルエンジンについての授業と実習において不十分な面があるほか、自動車整備の現場にとって重要な5S、KAIZENについてもより充実させる必要があると考えている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. オートマティックトランスミッション及びディーゼルエンジンの授業、実習の改善のための助言を行う。(ディーゼルエンジンに関しては現在機械式燃料噴射装置、コモンレール式の授業、実習を実施しているが、隊員には特にコモンレール式への支援が期待されている)
2. 同僚とともに授業、実習を行い、その過程で考えられる改善点を提起し、改善の実行を支援する。
3. 5S、KAIZENのより良い実践のための助言を行う。
4. 講師陣の能力向上を支援する。
配属先の勤務時間は月~金の7時半~16時
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工具完備。教材用車両(トヨタイノーバ、ホンダモビリオ、いすゞELFターボディーゼル、フォークリフト(トヨタ)等)。自動車整備技術教育機材は各メーカーのマニュアル、労働省作成のテキスト。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
自動車整備講師:男性8名、女性1名(20~50代、経験年数1~20年、全員学士卒)
活動対象者:
訓練生:多くは年齢18歳程度(1コース当たり 16名)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:授業・実習の実施が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。同配属先からはデザイン隊員も要請されています。