要請番号(JL00623A27)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・研究・技術省
2)配属機関名(日本語)
国立インドネシア海事ポリテクニック
3)任地( 中部ジャワ州スマラン ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は高等教育省傘下の海事高等専門学校で、航海、港湾・荷役、船舶技術の3つのコースを国際基準に則り運営している(各コース3年制であるが、航海コースは3年制、4年制の2種のコースあり)。全校の学生数は約360名、教員数約40名の規模。海洋分野における有能な人材の育成・確保はインドネシア政府の優先課題の一つとなっており、実践的能力を備えた人材の育成機関として重要な役割を担っている(卒業生はほぼ全て海事関連業務に就いている)。海外からの援助は、2004年からドイツの支援を受けてきた経緯あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、国際海事機関が設けている国際基準に沿った、質の高い教育の実践を目指している。新型の全天候対応の船舶運航シミュレーターシステム等先進的教育施設を導入する等ハード面の整備はある程度充実している。教員は実際の航海士として実務についた経験を有する人材もいるが、実践に伴う授業内容の改善が必要と認識しており、学校全体の課題として、国際航海術などを熟知する海洋先進国からの支援を得て、改善を進めたいと考えている。海事産業の運営にかかわった経験豊富な日本人に、学校運営と拡張ほか実践的な職業訓練に関する様々な助言を得たいと期待されて要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 航海コースの授業・実習内容の改善に係る助言
2. 同僚教員への知見の共有及び指導を通した能力向上支援
3. 学生への知見の共有と就職支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
レーダー・シュミレーター (RDE ANS 6000 / 6001 / SES 7)、GMDSSシュミレーター(Poseidon)、ECDISシュミレーター、他各種ソフトウエア
4)配属先同僚及び活動対象者
・学校長 :男性 50代 博士
・航海部長 :男性 50代 修士
・同僚教員 16名 30~50代 修士/学士
配属先教員の多くは英語を話す。
・学生
航海3年コース 30名 (18~23歳)
航海4年コース 110名 (18~23歳)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:専門的な知識・経験を要する
[参考情報]:
・海運・航海に係る教育経験 なるべく
・一級又は二級海技士(航海) 必ず
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。