2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00623B03)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・研究・技術省

2)配属機関名(日本語)

アンダラス大学

3)任地( 西スマトラ州パダン市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は州都パダン市にある1955年に設立された総合大学で、ジャワ島外に設立された大学としては最も古い歴史を持つ。法学、薬学、農学、工学、人文学など15の学部の他に研究科がある。敷地面積500ヘクタールの広大なキャンパスは高台にあり、インド洋に臨むパダン市内の風景が一望できる。配属先である日本文学科は人文学部の学科の中の一つであり、2004年に立ち上げられた。人文学部には他に、史学、英語、インドネシア語、アラビア語、ミナンカバウ語学科がある。2000年代前半に2名のSV(シニア海外ボランティア)が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

日本文学科では、日本のポップカルチャーへの興味から入学してくる学生が多く、卒業後は通訳や日本語教育の道に進む割合が高い。同学科では、学生たちのモチベーションを上げ、楽しみながら日本語をアウトプットする場として、文化祭やスピーチ、声優、アニメ等の各種コンテストを定期的に実施している。しかし、同市には在留邦人が少ないため、生の日本語に触れる機会が乏しく、また、インドネシア人教員による授業もインドネシア語によるものが主であるため、日本語での発話の機会も少ない。このため、ネイティブ教師である隊員との日本語による学習機会を増やすことにより、学生の日本語能力の向上が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚とティームティーチングで会話、読解、文法等の授業を行う
※時間数や担当科目などの詳細は赴任後に配属先と協議して決定する
2. 教員と学生を対象にしたJLPT試験対策等の勉強会を実施する
3. 日本語コンテスト、日本文化祭り等のイベントに協力する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、いす、パソコン、プリンタ、各種教科書(『みんなの日本語初級1、2 中級1』)、日本文化の道具(三味線、ひな人形、浴衣、カルタ等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
日本文学科長:女性(初代SVのカウンターパート)
他、日本文学科教員12名、30代~50代、全員大学院卒、JLPTはN2~N3レベル

活動対象者:
日本語学科学生390名(1~4年生)N4~N5レベル多数

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教員への助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。教員を対象にした勉強会や指導経験があるとなお良い。