要請番号(JL00623B05)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・研究・技術省
2)配属機関名(日本語)
インドネシアコンピュータ大学
3)任地( 西ジャワ州バンドン市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2000年に設立された4年制の大学で、コンピュータ技術、経済学、法学、政治社会学、デザイン工学、人文学の6学部を有し、総学生数は約8,000名、教員数は約250名が在籍している。人文学部にある日本語学科には、N4~N3レベルの学生約250名が学び、6名の日本語教師はN2~N1レベルである。学生の卒業後の進路としては、高校や技能実習生の送り出し機関で日本語教育に従事するほか、通訳やホテル業務、日本で就職する学生も5%程度いる。職員給与を含めた大学全体の年間予算は約9億円。過去に隊員の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
大学では通常の授業の他、自己成長や異国での実務経験を積むことを目的とした1年間のインターンシップ制度(主に2~3年生)を設けており、日本に一定期間滞在し、レストランやホテルで実習を行う学生も出てきている。学生全体としては、在学中に生の日本語に触れるチャンスが限られており、特に会話の能力向上のための授業の実施方法についての課題がある。教師自身も、自らの教授能力や日本語運用能力の向上を望んでいるが、ネイティブ教師が学内に不在の為、気軽に相談できる機会が不足している。こうした状況から、同僚教師や学生たちと活発な交流を通じ、日本語を教えることができる隊員が求められ、要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚とティームティーチングで会話、作文等の授業を行う。 (時間数や担当科目などの詳細は赴任後に配属先と協議して決定する)
2. 教材作成、仮名や漢字の教え方などの勉強会を実施し、教師の日本語教授能力の向上を支援する。
3. 日本語クラブや漢字・習字コンテスト、文化祭等のイベント開催に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
主教材『みんなの日本語1,2』、『できる日本語』、副教材『アクスル出版社のテキスト』
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語学科長/女性、2014年から同学に在職、日本留学で博士号を取得
日本語学科教員/ 6名(博士2名、修士4名、N1~N2)
活動対象者:学生248名(2年生まではほとんどN4、N5レベル、3年生になるとN3を取得できる学生も出てくる)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:VISA取得に必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教員への助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が2~3か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。