要請番号(JL00623B06)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・研究・技術省
2)配属機関名(日本語)
インドネシアコンピュータ大学
3)任地( 西ジャワ州バンドン市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2000年に設立された4年制の大学で、コンピュータ技術、経済、法学、政治社会科学、デザイン工学、文化科学の6学部を有し、総学生数は約8,000名、教員数は約250名が在籍している。隊員が配属されるデザイン工学部は、ビジュアルデザイン学科のほかに、インテリアデザイン学科、グラフィックデザイン学科がある。学生数は約1000名で、20名の教員が在籍している。学生は食品パッケージや絵本、漫画、アニメ動画、動画などの作品制作を卒業研究に課せられており、就業先は製造業企業のほか、IT関連企業のデザイン部門のほか、アニメ制作に携わる者もいる。職員給与を含めた大学全体の年間予算は約9億円。過去に隊員の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
昨今インドネシアにおいても圧倒的人気のある日本のアニメについて、その制作技術を模倣して2Dアニメーション制作に携わりたいという学生が大多数を占めるようになってきたデザイン工学部ビジュアルデザイン学科では、ウェブデザイン、グラフィックス、シネマトグラフィー、アニメーション、マルチメディアを必須科目として、描画の基礎を習得した後にAdobe Animeによる2Dアニメ技法とBlenderソフトによる3Dアニメ技法を学べるカリキュラムが用意されている。さらに映像編集ソフトのAdobe Premiereや視覚効果ソフトのAdobe After Effectに取り込むことで、デジタルアニメーションを作る技法を習得することができるとされているが、キャラクターや背景ほかのアナログ描画をデジタルで取り込み、どのように全体のアニメーションに仕上げていくのかが課題であり、日本のアニメ制作手法を助言できる人材の支援を必要とされて要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.対象物を正確に模写できるデッサン力、物や人物をさまざまな方向から描く力、そして動作を的確に表現するための観察力などを養うための実技授業内容を学科長と考案する。
2.2D/3Dアニメソフト及び映像編集ソフトを使い、2D/3Dアニメの基礎と応用を実技演習するクラスを同僚とともに担当する。
3.原画と原画を滑らかにつなぐ動画担当としての基礎的能力について、デジタル作画の能力を習得する支援をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
Adobe Anime、Blender、Adobe Premiere、Adobe After Effect
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
デザイン学科長 : 30歳代、男性(経験10年、修士)
活動対象者:
18~24歳の男女学生400名(描画基礎は習得済み)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚教員への助言が必要
[参考情報]:
・アニメ制作業務における動画担当経験があると活動上有益である
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。