要請番号(JL00623B16)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光・創造経済省
2)配属機関名(日本語)
マカッサル観光ポリテクニック
3)任地( 南スラウェシ州マカッサル市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
インドネシアには、将来観光産業に従事する人材育成を担う観光省直轄の観光ポリテクニックが6校あり、配属先は観光開発の潜在的可能性が高い南スラウェシ州マカッサル市に設置された3年制と4年制の学校。ホスピタリティ、観光、旅行学科があり、その下にフードプロダクション、客室マネジメント、ホスピタリティマネジメント、旅行ビジネスなど8つのプログラムがある。総学生数約500名、教職員数約80名。年間予算約2億8千万円。過去に3名の日本語教育隊員と4名の料理隊員が派遣されている。敷地内には、実習専用建物(ホテル受付、客室、レストラン、バー等の設備有り)や大規模な調理室、講義室等があり、活動環境は整っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先のフードプロダクションプログラムでは、日本、インドネシア、西洋料理に関する授業を行っており、過去4名の料理隊員が派遣され、観光や飲食産業での就職を目指す学生への基本的な日本料理や衛生管理指導を行った。例えば、前任の隊員は、だしの取り方、野菜の切り方、調味料の扱い、献立に基づく調理実習などの授業を行い、同僚教員によって授業内容が受け継がれていた。しかしながら数年が経過し、現在は正統な日本料理を教えることのできる教員がいない状況。そのため、再度協力隊員による学生と教員への体系的な技術や知識向上の支援が必要とされ、要請に至った。日本料理の他、パンや菓子の指導ができると尚良い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教師と協力し、下記の活動を行う。
1. 学生に対して、基本的な日本料理に関する理論の講義及び実習(だしの取り方、煮物の作り方等)を行う。
2. 同僚のインドネシア人教員に対して、知識と技術を伝える。
3. 可能な範囲で、他のプログラムで実施している接客訓練などをサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な調理用具(実習用のキッチンが整備されている)、インターネット、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
フードプロダクション科教員 4名(男女、修士号保持者有)
活動対象者:
学生約250名
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教員への指導も含まれるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。同配属先からは日本語教育隊員の派遣も要請されています。