2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00624A03)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・研究・技術省

2)配属機関名(日本語)

ディポネゴロ大学

3)任地( 中部ジャワ州スマラン市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は州都スマラン市にある国立大学。国内および国際的に卓越し、科学、技術、芸術、文化、スポーツの発展に貢献できる卒業生を輩出することを目標の一つにしている。法学、経済ビジネス学、工学などの11学部と大学院、職業訓練コースを有している。活動先である日本語文化プログラムは初めに3年制でスタートし、2010年に4年制に移行した。教育省の大学認証実施機関による当プログラムの認定はA評価である。日本語関係の専攻としては、中部ジャワ州の大学の中で最も多くの学生が在籍している。なお、同配属先には2000年から2014年にかけ、5名のシニア海外ボランティア(当時)が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2014年にシニア海外ボランティア(当時)が帰国して以来、ネイティブ教師の不在期間が続いている。卒業生の中には教育機関での日本語教師や日系企業での通訳、日本で就労する人が出ているものの、在学中の学生が日本語を話す機会やきっかけが少ないため、特に会話能力の低さが課題となっている。また、「目上、目下」、「本音、建て前」、「ウチ、ソト」などの日本人が持つ価値観をインドネシア人教員が説明することは難しいため、日本人の考え方を伝えてもらいたいとの希望もある。更に、教員自身も自らのスキルアップを求めており、学内に気軽に相談できるネイティブ教師が必要だと考えられている。これらの背景から、教員と学生、両方への指導が求められ、隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚とティームティーチングで主に2~3年生の会話、作文等の授業を行う
※担当時間数は週に9時間程の予定だが、詳細は赴任後に配属先と協議して決定する
2. 教員の日本語運用能力やJLPT受験対策として、教員を対象にした勉強会を実施する
3. カリキュラムについての助言
4. 学生の日本語会話クラブ、JLPT対策、各種コンテスト、日本文化祭り等のイベントに協力する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、いす、各種教科書(『みんなの日本語』(初級1,2 中級1,2)、『いろどり』、『まるごと』)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学科長:男性(40代、修士号、教授経験約20年)
他、教員13名、JLPTレベル N1:2名(教授経験21年、2年)、 N2 :1名(教授経験7年)、他はN3、未受験
活動対象者:
日本語文化学科学生600名(1~4年生)N3合格者は全体の20%。

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教員への助言が必要

[参考情報]:

 ・教員を対象にした勉強会や指導経験があるとなお良い。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。