要請番号(JL00624A04)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・研究・技術省
2)配属機関名(日本語)
パジャジャラン大学
3)任地( 西ジャワ州スメダン県 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるパジャジャラン大学は1957年に設立された州立大学で、州都バンドン市と同州内のスメダン県の二か所にキャンパスを有する。法学、農学、薬学等16学部と大学院がある。活動先である人文学部日本語学科は1963年に設立され、現在の常勤教員数は14名、学生数は約400名である。日本国内の複数の大学とも交流協定関係にあり、配属先の教員はそれらの大学への留学経験がある者も多い。なお、1980年代後半から90年代にかけて3名のJICA海外協力隊の派遣実績がある。なお、同学科には非常勤のネイティブ教師が週1回勤務している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
アニメやポップカルチャー、経済への興味から日本語学科に入学してくる学生が大半である。日本語の初中級を集中的に学ぶのは3年生までで、4年時には、選択制で①ビジネス②観光③教育④ITに関する日本語を学習している。近年の傾向として、コロナ禍で続いたオンライン学習の影響のためか、作文や漢字の学習に困難を抱える学生が多く、日本語を使った就労の際に苦労することが多い。また、学生の卒業までのJLPTの目標はN3以上としているものの、ここでも漢字がネックとなっており、合格者は5割ほどに留まっている。作文や漢字の指導はインドネシア人教員のみでは不十分とのことから、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚とティームティーチングで主に作文、漢字、日本文化等の授業を行う
※予定担当時間数は、週に2~3日、1日4コマ(一コマ50分)
2. スピーチコンテスト、作文コンテスト等のイベントに協力する
3. JLPT対策の勉強会支援(特にN3以上)、日本文化のクラブ活動への支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす、パソコン、プリンタ、主な教材は『学ぼう日本語』、和室、茶道道具、将棋盤、浴衣、剣道竹刀、剣道着
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学科長:女性(日本の大学で博士号取得、N1)
他、常勤教員13名、30代~60代(N2~N1)、博士号取得者5名、日本留学経験者多数。
活動対象者:
日本語学科学生(1-4年生)約400名 N5~N3レベル
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教員への助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。